とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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白い嘘
[日常] 僕の声が小さいのか、滑舌が悪いのか、オーダーが正しく通らないことがある。
と言いつつ、だいたい店員のミスです。以前「デミハンバーグ&カキフライ」というやつを頼んだときに、ちゃんと店員さんは復唱していたのにもかかわらず、違う店員が「デミハンバーグ&海老フライになりますー」と言って持ってきた。
20代の頃は「あ!?」という良くない態度を取ったこともあったけど、今となっては人間なら誰しもミスすることはあるだろうし仕方あるまい、と思うようになった(本当です)。でもやっぱりその時はカキフライを食べたかったし、それでいいですとは言えずに「&カキフライを注文しました」と訂正することにした。
すると店員は「え? そうなんですか?」と注文のレシートみたいなものを見て「でも海老フライというご注文ですよね?」と言うのである。いやいや、そのレシートは必ずしも正解じゃないんだってば。打ったヤツが間違えたんだろうからよ!と湧き上がる言葉をこらえた。
その時はすぐに「じゃあ・・・・・・」と厨房に戻って行かれたけれど、もうちょっと時間が掛かるようだったら、「僕、海老アレルギーなので(頼むはずがない)・・・・・・」という技を使うところだった。
これは、自分なりのWhite Lie(白い嘘)だと思っている。
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日常 日時: 2013年02月27日 22:33 |
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