とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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値段設定のスペシャリスト
[日常] 受験生頑張れ!という声を耳にする季節です。
高校生の頃、テレビでもラジオでも「受験生の皆さん頑張ってください!」とか言われるたびに「みんなに頑張られたら意味ないよなあ・・・・・・」と思っていた。やっぱり競争だから。
とはいえ、「電話番号の末尾が0の人、頑張って!」と言うわけにもいかないよね。
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近所の新しくできたカレー屋が、今月閉店する。
開店した昨年の夏頃に一度行って、「ああ・・・・・・ここは持たないかもしれない」と思ったのが率直な感想だった。味は普通だが普通なだけに、感覚として100~150円ぐらい高いんじゃないか?と思ったのだ。
100円下げてお客さんが来ても結局赤字になってダメになってしまうのかは分からないけど、きっと似たような感覚を持った多くのお客さんが去っていったんじゃないかなあと思う。
値段設定という意味ではコンビニがいつも絶妙で考え抜かれていると思う。例えば1つのお弁当でも「490円で作れ(500円を切れ)」という経営者と「がんばります」という開発者。「この味で490円は普通」と言われて再び作り直す開発者。
こういう戦いを、個人経営者は一人でやんなきゃいけないところが、難しいんだろうなあと思います。
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日常 日時: 2013年01月18日 22:47 |
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