とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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クアトロちがい
ふだん、変換辞書はATOKを使っているのだが、「支那」とか「気違い」みたいなナイーブ単語が普通に変換できなくて、すごく余計なお世話だなといつも思う。
いちいち単語登録するほうが変な意識芽生えるつうの。
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[日常] 夕飯に近所のイタリア料理屋で、ピザでも食べようかとなり(というか、独り言なのだが)。
いざ店でメニューを広げると、ピザもいろいろな種類があってイタリア語の意味がよく分からない。よし、この「クアトロ」というのにしよう。クアトロというのは確か4とかいう意味だよな、あの、4分割で4つの味を楽しめるやつだ、飽きがこないやつだ、と狙いをつけて注文したところ。
運ばれてきたのは、4つのチーズが組み合わさった、チーズだけのピザだった。
他の具材はみあたらない。そうか、よく考えたら4分割で4つの味だなんて、それ宅配ピザやし。と、心の中で瞬時に反省しつつ、チーズだけのストイックピザを口に運ぶ。いいのだ、これが食べたかったのだ。我はストイックなり。
口に広がるチーズの香り。「クアトロ」は、4種類の中でもゴルゴンゾーラの存在感がグイッグイ全面に押し出されている、実質的には一種類しか乗ってないように感じさせるほどの、ハイパーストイックピザであった。
やっぱり僕は、あの身体に悪そうな宅配ピザの方があってる気がします。
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日常 日時: 2012年06月04日 23:46 |
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