とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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原始時代はハムの人
[日常] 洋画を見てると、欧米人は冷蔵庫から缶ビールをホイっと投げられても、パシッと受け取ったりする。ホイッ、パシッ、プシュみたいな。
あれって、ぼくがやったらきっと壮大にハンブルした後、つま足にガツンと落とすと思う。
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ぼくはわりとハムが好きだ。
原始時代に生まれていたら、壁画を描いてお肉をもらう人か、ハムを作る人になっていたんじゃないかなあと、よく想像する。動物を狩るほうには入れてもらえないだろう。
本当は洞窟にこもって、あいつは変な奴だなんて言われながら壁画を描いて暮らしていくのがベストだけど、ただ、お肉を獲る人には壁画の良さなんか分からなくて、扱いが悪いような気がする。特にぼくの画なんか「オレでも描けそう」とか言われるだろうし。
なので、狩ってきた肉を「ハムにする人」になったら、狩人たちも一目置くだろうし、かなり尊敬されるんじゃないかなと思う。お肉をおいしくしてくれる魔法使いみたいな位置づけになったりして。
そうやって、大仰に魔法を使っているかのような演技で(「ハァアアア・・・・・・!!」みたいな)、大衆をだましている画は容易に浮かびます。
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日常 日時: 2012年06月02日 23:03 |
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