とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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問題のスケール
[日常] デニーズで立てこもり事件@五反田。
ぼくは今日、別の平和なデニーズで過ごしていたのだけど、隣の奥様グループが息子の通う学校(先生)についての不満を語らっていた。
何やら自分の子供がA君と喧嘩をして脳しんとうを起こしたり、B君には画鋲で刺されそうになったり、それを先生に言っても「んー、○○くんも悪いですからねえ」と返ってくるだけ。「先生は画鋲を取り上げてくれないんですか!?」と言っても「んー、まあ、取り上げませんねえ・・・」と、のらりくらりな回答にイライラ!だから夫には「副校長と今すぐアポを取れ!」と言われたのよ、と。
結構、大変である。
ぼくは隣で聞いていただけだし、詳しい状況が分からないので何とも言えないけれど、自分も小学生の時は友達に殴られたり(逆もしかり)、かなり陰湿なこともされたりしたけど、先生や親が介入せずとも、自分たちでなんとか解決してきたナァ・・・と思っていた。子供ごころに、下手に先生や親が入ってきても余計に子供社会がややこしくなるだけ、と思っていたし。
基本的に子供同士の問題は、そのスケールに合わせて解決すべきだと思う。そこに大人がグイグイ出てくるのは、酔っぱらいのおっさん同士が喧嘩しているところにアメリカが出てきて「よし、あいつの家に核でも撃つ?」と言ってるようなもんである。
今回の話も、先生側からしたら「知らんがな、そんなこと・・・画鋲ぐらい」ってな気持ちなのに、親が「いい加減だ!」「副校長だ!」とか言って大ごとにしているのだろう。
そうなると先生も「裁判しましょう!」と言わざるを得なくなる。
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日常 日時: 2012年03月12日 23:28 |
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