凍結した路面で滑らない方法
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[日常] 東京では珍しい積雪。



路面が凍結していて、坂道では車が何台も立ち往生していたし、自転車のブレーキをかけたタイミングで転倒している人もいた。もちろん徒歩でも転倒している人がいて。

ちなみにぼくは9歳の頃に、路上で滑っても転倒しない方法を会得している。

滑る要因は一歩目がスリップした時点でパニックになり、慌てて間違った二歩目を踏み出したことによるものが大きい。まず重要なことは、一歩目で「ツルッ」と来ても決して慌てないことだ。そして自分の身体がどのような方向に引っ張られているかどうかを確かめるために、時間にして1秒ぐらいは動作をしない。

人間は1秒で地面に転倒することは無いので、まずは「滑りを楽しむ」ことである。

その後、自分が思ったよりも左の方に傾いているなら冷静にそちらに次の足を差し出すべきだし、前のめりになっているなら後ろにバランスを取れば良い。この「1秒の余裕」があれば、次の一手はそんなに難しいことではないのである。

そうは言っても、稀に満を持して差し出した二歩目で状況が悪化することがある。二歩目も滑った場合だ。しかしそこでもまだ慌ててはならない。三歩目までの猶予は0.5秒に減っているかもしれないが、ここで慌てたら確実にこける。繰り返しになるが、「滑りを楽しむ」ことが重要なのだ。

こうやって三歩目、四歩目・・・と楽しんでいくのが、スキーであり、スケートである。


日常 日時: 2012年01月23日 23:06 | 

とくおNOW

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