IphoneとiPhone
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[日常] スティーブ・ジョブズが亡くなったそうだ。

アップル製品はiPodとiPhoneしか持っていないが、こういうのって製品のクリエイティビティにジョブズがどこまで関わったのか、いなかったらiPhoneはどんな感じになっていたのか(そもそも開発されていなかったのか)、一人が持つ影響力とはどんなものか、地球と似たジョブズのいないパラレルワールドで確かめたくなる。

Iphone とかになってそう。ジョブズがiPhoneにしたんだ!とか。

ジョブズといえば、有名な死についてのスピーチを、たまに読み返します。

私は17歳の時、こんな感じの言葉を本で読みました。「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです。」これには強烈な印象を受けました。それから33年間毎朝私は鏡に映る自分に問いかけてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」それに対する答えが「ノー」の日が何日も続くと私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです。

自分がもうすぐ死ぬ状況を想像することは最も大切な方法です。私は人生で大きな決断をするときに随分と助けられてきました。なぜなら、他人からの期待、自分のプライド、失敗への恐れなど、ほとんど全てのものは…死に直面すれば吹き飛んでしまう程度のもので、そこに残るものだけが本当に大切なことなのです。自分もいつかは死ぬと思っていれば、何か失うのではかないかと危惧する必要はなくなるので、私の知る限りの最善策です。失うものは何もない。思うままに生きてはいけない理由はないのです。
※2005年スタンフォード大学卒業式・スピーチ

56歳というのは一般的には早い死だと思いますが、人生というのは生きた「濃さ」も大事でしょうから、そういう意味では充分、大往生なのかもしれません。


日常 日時: 2011年10月05日 23:23 | 

とくおNOW

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