とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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裏切りに対する脇の甘さ
[日常] マフィア映画の類なんぞを観ていると。
日本のヤクザ映画もそうだが、基本的には組んだり裏切ったりしながら殺し合っていく。この「裏切り」方が見所だったりするが、信頼していた相手があまりにも簡単に引き金を引いたりするだろう。
ぼくならまず、待ち合わせ場所に行かない。
ぼくみたいな慎重派が映画の主役だったら「行かない」「絶対行かない」の一点張りで物語が進まないと思うが、逆に映画の中の人たちはちょっと油断しすぎだと思う。
今日の味方は明日の敵、みたいな世界に生きていることは十分承知なはずなのに、夜中にコンコンと玄関を叩く音がすると、普通にドアを開けたりする。
ぼくならば、玄関は開けない。
覗き穴などを使ったりせずにパッと開けたりするのは、主人公の格好良さを引き立てるためだと思うが、それはちょっと君、危機管理甘いよと言いたくなる。
今日観た映画では、とある男が車を走らせているときに、後ろから付けてくる車に気づいたので路肩に止め、後ろの車の窓ガラスにコンコンと叩いて「付けてんじゃねえよ!」みたいなことを言っていた。
殺されるって・・・!!
そこでは運良く銃撃戦にはならなかったが、絶対に車を降りてはいけないと思う。南アフリカでは信号が赤でも止まったら強盗に襲われる危険があるし、ましてや外に降りるなど考えられないことだ。
主人公が慎重すぎて、相手の裏切りが全部失敗する映画が観てみたい。
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日常 日時: 2011年08月21日 23:17 |
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