まずは隣人から
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[日常] 東京に住む我々は近所の関係が希薄だよな、という話を妻とした。

災害のときに社会システムが崩壊すると、一番近い人間や地域の助け合う力(要するに人間の力)がとても重要になる。それが弱いというのは不安だな、ということである。

たとえば、ぼくの家の向かいにも一戸建ての家族が住んでいるが、ぼくも妻もその家のはっきりとした家族構成は知らない。たまにスウェットを着た谷垣総裁風のお父さんや、高校生らしき男の子を見かけて、軽く会釈をする程度なんである。

一方の妻は近所の飲食店の店主から「向かいのご夫婦は慶応大学を出ている」というあまり役に立たない情報をつかんでいた。なるほど、昼間でもよく庭先に出ているあのスウェット姿の谷垣総裁は慶応大学出身なんだね、という話をしたところ、

「いや、それがどうやら向かいの家、お父さんが二人いるねん・・・」と妻。

この地に来て四年。新情報である。妻曰く、スーツに身を包んだエリート風のサラリーマンが家から出てくるのを見たことがあり、その人が慶応出身に違いないと言うのである。ぼくはそのエリート風のお父さんを見たことがなかったので、「いや、それはスウェットを着たお休み中のお父さんが、スーツを着て格好よく見えただけじゃないか?」と問うてみたところ、

「いや、二人いる。エリートは左の玄関から出てくるが、スウェットは右から出てくる」とあくまで論を崩さない。

僕も妻も「奥さんは一人しか見たことがない」という意見は一致しているので、スウェットとエリートは兄弟か、はたまた奥さんの方がうまく浮気しているのか。とりあえず今度直接、谷垣総裁の方に聞いてみようと思う。

近くの人、地域の人、日本の人、皆の力が少しずつ集まって乗り越えられますように。


日常 日時: 2011年03月12日 23:34 | 

とくおNOW

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