とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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何回も読む
[日常] 沈まぬ太陽の御巣鷹山編を読んだ。
だんだん途中から「この本、昔に読んだな・・・」と気づいたのだが、半分以上忘れていることもあって読み切った。僕にはそういう本が多すぎる。ミステリーなんか特にひどくて、最後の最後の方で「あ、この本読んだ」と気づく残念感と言ったらない。
さて、この沈まぬ太陽は死体の描写が多すぎて少々うんざりしたが、要するにかれこれ25年前になる日航機墜落事故を元にした社員とか遺族の話だ。
この墜落事故が起きた1985年8月12日というのはグリコ森永事件の犯人側から「終結宣言」が出された日でもあり、被害企業の一つであるハウスの社長が当事故で亡くなった日でもある。
先々月ぐらいに仕事先の人(エライ人)と日航機事故の話題になったのだが(危うく家族も乗るところだったと言っていた)、その人曰く、ハウスの社長はその日東京に出張して会議をした後、一緒に来た部下たちとはなぜか別の便を手配して、自分だけが123便(事故機)の後部座席に乗り込んでいったらしいというのである。
偶然なのか、何かを知っていたのか。解釈によってはゾッとする話だなと思った。
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日常 日時: 2010年10月04日 23:55 |
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