とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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アカデミー賞の笑顔
[日常] 日本アカデミー賞を観ていた。
録音賞、撮影賞、美術賞、など、もうそれほとんど作品賞に含めていいんじゃないのみたいな賞もあるが、やっぱり最優秀主演男優賞とか、最優秀監督賞とかになってくるとショーとしても盛り上がりを見せてくる。
豪華な円卓を囲み、発表の瞬間を待つ候補者たち。各賞どれもそうだが、名前が読み上げられたとき、自分以外の人が選ばれても、ほとんど表情を崩さずにニコニコと栄誉を称えて拍手をしているところがすごい。
確かに、ここでちょっとでも悔しい顔をしてしまうと「最優秀になると思っていた度」みたいなのがカメラを通して伝わってしまう。それは恰好悪いので(私はここに来られただけで十分!)というような笑顔になっている思うのだが、ぼくなら悔しくて「うわー」みたいな顔してしまうと思う。ちっきしょーみたいな。
さらには帰り道でさんざん選ばれた人の悪口を言いながら和民にでも寄って、お前ら今日はもう朝まで飲んじゃおう、生!みたいな感じになるに決まっている。今までそういう人生だったし、きっとこれからもそうだろう。
書いていて切なくなってきた。でもあそこまで行ったら最優秀、欲しくなると思うもの。
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エンターテインメント 日時: 2010年03月05日 23:57 |
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