外国人から見た日本語
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[考察] 今日は語学です。

日本語は外国人にとって、ひらがな・カタカナ・漢字が複雑に入りくんでいて習得は難しいと言われているが、実際のところ、外国人の目には日本語という文字がどのように映っているのかということを検証したい。

まあ、感覚的には平仮名はまるっこく、漢字は固い図形に映っているだろう、という予想はつくが、我々日本人があらためて文字を見ても、どうしても意味が先に頭に入ってきてしまうので、普通に見ても造形としての新鮮さを味わうことはもはや困難である。

ちなみに、ボーっと無の境地で眺めたらいけるんじゃないかと思ったがダメだった。

そこで今回の検証は文字を左右横反転させるという方法を用いる。これが日本語という文字を客観視できるのかというのは、まずアラビア語で確かめたい。(アラビア語に通じている人をのぞきます)

まずは正常なアラビア文字。


サウジアラビア大使館から拝借しました。

ニョロニョロとした感じで、掴みどころが難しい印象。何を書いているかさっぱりわからないが、たぶんサウジアラビアの素晴らしさが書かれているのだろう。続いて、反転させたアラビア文字。



どうだろうか。アラビア文字を知らなければ先ほど認識したニョロニョロとした印象は横反転をさせても保たれていると言ってよいのではないだろうか。反論は受け付けずに、いよいよ本題の日本語に入っていく。

では、外国人から見た日本語の印象です!


ジャーン!

なんだろう、このシッチャカメッチャカ感。一文字も覚えられる自信がない。ひらがなの「そ」とか「な」なんてどう書けば正解なのか線引きが曖昧な文字だということが分かる。カタカナの「ャ」とかもひどい。

漢字もよくこんなイジメかと思うような造形を覚えたものだと思う。GHQが昔、日本の教育課程から漢字教育を外そうとした理由が少しは分かるだろう。


考察 日時: 2009年12月17日 18:02 | 

とくおNOW

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