とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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歯医者の匂い
[日常] 昔から歯医者のあの独特な匂いってなんやろな。と思っていた。
今はネットで調べればすぐに分かることなので、小さい頃から放ったらかしにしていた疑問を一つ解決する日にしたいと思う。ちなみに、調べる前までは自分なりにいくつか仮説を立てて生きてきたので、それをまずは見てもらいたい。
<仮説1>
あの匂いは、ドリルで削った患者の歯の粉末の匂いである。
ドリルでガンガン削って空気中にふわふわと漂う歯の粉末があの匂いになっているんじゃないかという説。これは物心のついた5歳ぐらいから18歳ぐらいまで、なんとなく「そうじゃないだろうか」と思っていて、19歳ぐらいで「やっぱそれはないんじゃないか」と思い直した説である。
<仮説2>
あの匂いは、治療中に使われる器具から発せられる匂いである。
歯科医院のみで匂いがするとなれば、歯科医院にしかない物の匂いだろうと考えるのが筋で、あの「コーーーーッ」と口の中の水分を吸われる器具か、「シューーーッ」と何かが吹きかけられる器具から発せられる匂いかと思ったのだが、前者はツバを吸ってるだけだし、後者は妻に「ただの水じゃない?」と言われた。
<仮説3>
あの匂いは、特定の薬品の匂いである。
これは多くの人が考える説だと思う。しかしぼくの中でなかなかそう思えなかったのは、ほぼ100%の歯科医院にある薬品とは一体どんなものか想像できなかったし、何より自分には使われたことがなかったように感じていたからである。
さて正解なのだが、仮説3の薬品が正しく「オイゲノール」という物質の匂いらしい。鎮痛剤や、歯の接着剤としても使われているようで、最も当たり前な解答に着地した。それにしても待合い室にまで充満する薬品ってどうなんだろう。大丈夫か。
まあ、歯の粉末説を唱えていたやつが言うことではないけども。
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日常 日時: 2009年12月06日 03:13 |
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