村上春樹
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[日常] 終電間際の新宿。



山の手線で人身事故が起きてしまい、終電間際にもかかわらず電車がしばらく動かなくなった。ぼくはもう一つ電車を乗り継がないと帰れないので、そっちの終電が気になっていたのだが、まあ、待ってくれるだろうと思っていたら、

駅についた途端、「本日の東急線の運転は終了しました」とアナウンスされた。

いやいや、待ってよと。ちゃんと動いてたら間に合っていたのだから。・・・と文句も言いたかったが、まあ、いろんな路線の乗り入れがある最終電車を何十分も待たせるわけにはいかなかったのだろう。

しぶしぶタクシーで帰ってきた。特にオチはありませんが悔しかったので。


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村上春樹氏の小説「1Q84」がバカ売れだとか。

「今年こそはノーベル賞を」ともくろむ出版社の諸処の戦略もあると思うが、作品の特徴として読みやすいが理解するには難解だったり、主人公の生活が妙におしゃれだったりするところも支持を受けている要素の一つだろう。

例えばなんだろう、熱いコーヒーを飲み、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」に耳を傾けながら、昨日六本木のバーで出会った男とのセックスをゆっくりと思い返した。みたいな。(稚拙すぎてすみませんが、イメージです)

一方、ぼくの生活なんてせいぜい、冷蔵庫から麦茶出して飲み、ZARDの「負けないで」を爆音で聴きながら、Windows備え付けのピンボールやっています。とかだ。

Windowsのピンボールですよ。

芸術とは遠いところで生きているそんな僕だが、ここまで書いて調べたところによると、このピンボール一つでも、村上氏の場合は「1973年のピンボール」という、なんだかおしゃれそうな本を過去に書いている。

完全に負けた。ぼくは完全に、負けた。


日常 日時: 2009年07月04日 02:02 | 

とくおNOW

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