死にたくなるポーズ
TOPへ


トップページをかえました。


-------------
[演劇] 先日、劇団フェスの取材とか写真撮影でアミューズさんに行ってきた。

ここ近年、取材みたいなことはだいぶ慣れてきたので、最低限スベらなければいいなぐらいの感じで和やかに臨ませてもらっているけれど、写真というのは俳優でもないのでかなり苦手だ。

カメラを向けられると緊張して「うわー・・・」となるし、案の定、いつも「うわー・・・」というような顔になっているのだが、今回もインタビュー中からカメラを向けられて気づいたらなんか両手で山みたいなもの作っているところでパシャッと撮られた。

いわゆるモノ作りしてまっせというような、この手の写真だ。

で、今回さらに顔から火が出そうになったのは、インタビューが終わって「すみませんが1ショットで何枚か決めポーズをください」と言われたのだが、こんなしょぼくれた作・演出に何の決めポーズがあるのかと思っていたら、

「座って、・・・はい、そうですね、はい、ええっと、膝を立てて・・・はい」と言われるがままにあれこれ姿勢を変えていくうちに、


こんな感じのポーズを撮られてしまった。

「いやいやいや!!!いまの無し無し!」と気づいた頃には時既に遅し。そのまま撮影は終了し、残されたぼくはこの何とも言えないスカシ具合に、自分でも本当に死にたくなるほどの絶望感に陥った。というか、死にたい。いっそ、死んでしまいたい。

笑顔で去りゆくカメラマンに向かって、「今のはホント、無しでお願いします。そもそもぼくが写真に写る意味も分からないですし」とかよく分からないことを口走っていた。

万が一どこかでお目にする機会があったら、一緒に泣いてください。


演劇 日時: 2008年10月03日 00:52 | 

とくおNOW

  • tC[摜