もうすぐ本番です。

とくお組10周年記念公演を１０日後に控え、ますます稽古も本格化しております。今週末などは朝９時からの稽古を行うなど、力の入れようが半端ではありません。メンバーの中では特に体力面が不安視される堀田も、SASUKEの要素を取り入れた強化トレーニングを行っています。

※急がねばなりません。

またそろそろ舞台プランも出来上がって来たということで、より具体的な動きの稽古が詰められるようになってきました。するとここで、やる気一番のメンバー・柴田が「バミろう！」と言い出してビニールテープを買ってきました。「バミる」とは、舞台用語で、ビニールテープなどを使って実際の舞台の大まかなレイアウトを描くことを言い、より実践的な動きの確認ができるのです。これはナイスアイデアです。

ところが何を思ったか柴田、「線路の幅はだいたい180cmだから」と言い、堀田を使って長さを測り始めました（本当です）。堀田の身長が170cmですので、この時点で既に10cmズレています。さらに「だいたい俺の一歩が1m」などと言い出し、大股で歩きながらどんどんバミっていきます。

さらに本折さんを使って計測するのですが、本折さんの身長からさらに目分量で足して印を付けて行くという大胆さ。あまりにもドンブリな柴田のやり方に、一同驚きを隠せません。

※ざっくりの域を出ない柴田。

途中からメンバーも別の打ち合わせに入ってしまいますが、柴田は黙々と舞台を作り上げて行きます。このあたり、日曜大工やキャンプで陣頭指揮を執る「頼れるお父さん」の威厳に満ちています。

ところが、さすがに目分量では不整合が出てきたのか、途中から「あーもう、全っ然わかんない」と言い出しました。仕上げの段階でまさかの展開です。

※だいぶやってから言う柴田。

何はともあれ、柴田の奮闘のおかげで、ざっくりした舞台イメージが出来上がりました。なんだかんだで結構時間をかけた自身の舞台について、柴田が詳しく説明して回ります。

※熱心な柴田。

そんな頼もしいお父さんがいる稽古場では、少しでも面白い内容にしようと緻密な呼吸合わせが続いております。もうすぐ開幕となります「砂漠の町のレイルボーイズ」、特設サイトも出来上がっていますので、ぜひぜひ、みなさまお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。

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託児所サービスもあります。

今回は劇場となる坐・高円寺にて、託児所サービスが提供されています。こちらは土曜日のお昼の回のみ限定で、５組までの予約制となっております。託児所をご利用希望のお客様は、こちらより直接ご予約の上、ご来場くださいますようお願い申し上げます。

また託児所の予約は公演の１週間前が締め切りとなります。数も少ないですので、ぜひお早めにご検討くださいませ。

（堀田）

特設サイトができました。

第２１回公演「砂漠の町のレイルボーイズ」、特設サイトがオープンしました。前回の近未来パークと同様、あらすじと登場人物をご紹介しています。

※特設サイトは（こちら）

また、とくお組Facebookでは、客演さんのご紹介を始めました。まずは今回の大物枠、佐藤貴史さんをご紹介しています。（以下、転記します）

今回は4月に上演した「近未来パーク」で滝口幸広さんと日替わりゲストで登場した佐藤貴史さんが客演として参加します。
サモ・アリナンズはじめ多くの舞台で活躍する佐藤さん、日替わりでもかなり会場が沸いていましたが、毎回出演となるといったいどんな風になるのでしょうか。

しかも舞台は砂漠。

NHKの「みいつけた」サボさん役としても活躍する佐藤さん、
まさに適役。

稽古場では朝まで佐藤さんが持ってきたカードゲームをするなど、
稽古以外でも親交が深まっているようで、舞台でも息があったやり取りが見られると思います。

さて、いったいどんな役で「とくお組」と絡むのでしょうか。
きっと笑わずにはいられないシーンも多いはずです。
是非会場まで足をお運び頂き、砂漠の町を体感してください。

・・・という風にいろいろご紹介して行きますし、他にもいろんな情報を先取りしてお送りしていますので、とくお組Facebookもぜひぜひチェックしてみてください。とにもかくにもみなさまのご来場、心よりお待ちしております。

（堀田）

特報です。

稽古場リーダー・篠崎が独自に展開するイベント「篠崎友の会」が5回目の開催です。前回は「焼肉篠崎友の会」という謎のイベントでしたが、今回は「リサイタル篠崎友の会」です。

※ザキ、歌います。

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2013年夏、『篠崎友の会』は『リサイタル篠崎友の会』という名の音楽イベントを阿佐谷で開催いたします。見所はいわずもがな篠崎友による歌唱シーン。篠崎、歌います。小粋な司会者と気のいいミュージシャンたちをバックに行われる真夏のリサイタル。篠崎友が音楽とともにみなさまに力（パワー）を届けます！

出演：
唄：篠崎友
司会：コハ・ラ・スマート
演奏：キャプテンマッドマン、クマコ
ゲスト：伊藤紘介

日時：
2013年夏　7月28日（日）18時30分スタート（開場は15分前です）
予約はこちらから　

会場：『ラフォーレ』
東京都杉並区阿佐谷北2-13-16 小林ビル 1Ｆ
TEL：03-5373-5939

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前々から歌には定評のある篠崎。決して甘くはない不器用なブラックコーヒーのようなその歌声に、カラオケでは女子からも大人気だった篠崎の歌。そんな篠崎にプロデューサーであるバイノットシーズ・細野氏が音楽感を問うてみました。

ーー篠崎くんの好きな歌ってなんですか？

「世界」

俺はいわゆる歌は聞かない。
俺が耳を澄ますのは、世界中に溢れる音という音だ。恋人の囁き。都会の雑踏。政治家の演説。森のざわめき。寄せては返す波の音。そして、心臓の鼓動。その全てがビートを奏でているわけだ。それを、少しばかり拝借して皆さんに届けてるにすぎない。
だから、まぁ、強いて言えば「世界」ってことだな。

おととい、夢にスティービーが出て来て「それで良いんだよ」みたいなことを言っていたから良いんだろうな。ま、彼も俺と
同じスタンスだから嬉しかったんだろう。そんで、お互いの楽曲をカバーしあったりしてな。スティービーのやつ、喜んでたなぁ。俺も嬉しかったよ。
え、誰だって？あんた知らないのか？
もちろん、スティービー・ワンダーだよ。

さあ、何はともあれ、リサイタルまで日がありません。ぜひみなさんこぞってご来場くださいませ。篠崎の歌は死ぬ前に一度聴いておいても損はないですよ！

（堀田）

めちゃくちゃ稽古しています。

８月７日（水）から本番を迎える「砂漠の町のレイルボーイズ」ですが、出演者も全員揃い、着々と稽古に稽古を重ねております。写真は稽古の合間のカードゲームの様子。

※心理戦を重ねることで演技の呼吸も掴むことが可能。

今回は「近未来パーク」にてゲスト出演いただいた佐藤貴史さんがガッツリ出てくれるのですが、この佐藤さんがまたたくさんのカードゲームを持ってきてくれます。演技指導のみならず、カードゲームの指南も手を抜きません。

※ルールを説明する佐藤さん。

基本的にカードゲームは「駆け引き」と「論理的思考能力」が重要です。よって、こういうのは客演いただいている林雄大さんが最も苦手な分野で、すぐに全員の餌食となります。

※完全に詰められた林さん。

このようにカードゲームで仮想戦を重ねることで、それぞれの得意・不得意を把握し、お互いを補い合うチームプレーを醸成しています。一方、篠崎は家からおもちゃを持参し、「これでみんなの動きを検証する」と言って一人、稽古場の片隅でゴニョゴニョやっています。さしずめ、稽古場の軍師と言ったところでしょうか。

※必要な検証です。

あまりに仮想戦が過熱し、稽古が終わった後も佐藤さん宅にて、何度も何度も繰り返し検証を行うメンバーたち。今回の芝居への並々ならぬ情熱が伝わってくることでしょう。本番は８月７日（水）からですので、ぜひみなさまご都合をあわせてご来場ください。

（堀田）