感情が希薄。
劇団の制作業務の中でもかなり大事なお仕事の一つに
「劇場への利用申請」があります。
劇場の数に比べて劇団数が異常に多い東京演劇界に於いて
これを怠ると数年先まで予定が空いてしまうわけです。
ということで先日は、昨年末お世話になった駅前劇場さんに申請書を出しに行くことに。

※宇宙ロケットえんぴつ@駅前劇場(2008.12)
さて、せっかくの機会なのでうちのスタッフにご挨拶させようと
制作キャッツ三姉妹の末っ子、ムラマツ(20)を下北沢に呼び出します。
また堀田は字が汚く、いつもミミズみないな文字になってしまうので、
劇場の申請書もムラマツに書かせることに。

※制作・村松佑香(20)
弱冠二十歳ながらとくお組制作の主力を担うムラマツ。
途中、僕の名前「堀田尋史」を間違えて
「堀田尋司」と書いてしまうというハプニングもご愛嬌です。

※速攻で修正された申請書。一瞬「寿司」に見えた。
そんな若い女性スタッフとトークするのも
27歳のおじさんとしてはそれなりに気を遣うわけですが、
先日観劇したお芝居の感想を求められ、素直に「普通。」と答えたところ…
「堀田さんて、感情が希薄ですよね。」
ガーン!

※あまりのショックに反転する僕の視界。
んなことはないだろううう!
こんなに情熱的な男を他に見たことがあるか!?
と、ついつい迫ってしまいましたが、どうやら本当らしく、これはおかしいぞと。
ということで、事実を受け入れられない堀田は翌日、
会社の上司や同僚に「僕って感情が希薄ですかね?」と
いろいろ聞いて回ったところ…
上司 「あんま表に出さないよな」(←優しい)
同僚 「え、希薄だと思いますよ」
同僚 「意外に影が薄い」
ガーン!
何と言うことでしょうか。
とくお組内で、昨日のWBC優勝を誰よりも喜んでいたのはこの僕なのに!
ということで、これからは平常時のテンションを1.5倍くらいにして
もっと情熱的に生活していきたいと思います。
「クッキング!」での情熱な演劇にご期待下さい。
※お題の受付はこちらから。
まずはリオのカーニバルにでも行ってきます。
(堀田)
その他
日時: 2009年03月25日 13:23
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