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PPAP

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ピコ太郎さんにきっかけをいただいて。

最近、否が応にも流れてくるPPAPを観ていて、正直ふっと笑ってしまったのですが、それを機に僕の中の凝り固まっていた何かが壊れたというか、少し素直になれたような気がしています。

昔からこういうその年の流行りギャグみたいなのはナナメから見ていて、その「真似できるおもしろ」を「みんなが真似している」状態に批判的でした。特にサラリーマンになってから、ギター侍やらマツケンサンバやら、それはそれは飲み会のたびに宴会担当の先輩に引き連れられて、いろいろ準備やら何やらさせられてましたが、本当にあれがいやで、それをやっている先輩もウケているまわりもちょっとバカにしていたところがありました。

でも自分が完全にサラリーマン化していくにあたって、そんな毎年出てくるネタにいちいち突っかかっていたら疲れるというか、別にみんなが楽しいならいいじゃん、みたいな寛容な気持ちになりかけていたところに、PPAPで自分も笑ってしまったこともあり、これを認めることで、今までのとこれからのを全て受け入れられるような気がしているところです。

一方で、自分がどんどん丸くなっていくのが少し嫌なときもあって、どこかで少し尖がっていたいのですが、なかなか難しいものだなと感じています。このあいだも、林先生の顔が気に入らないという内容のブログを書いていたのですが、書いている途中で、小さいブログとはいえ、わざわざ人の顔を批判しなくてもいいじゃないかというか、どう転んでもおもしろくならないというか、自らの品位を下げているだけというか、なんかそういうことばかり気になってしまって、結局書くのをやめたのですが、そういうときに、なんか最近ロックさに欠けているなあと思います。

今、せめてもの抵抗としているのが「君の名は。」を観ないでいるところで、ああいう大ヒットして感動する、泣けるみたいなのに対しては一歩引いていたいのに、実際に観たら感動してボロボロ泣いてしまうんじゃないか、みたいに、ただただ恐れているだけなのを自覚しています。

ちなみにPPAPはあの横を向くのがおもしろいですね。カメラワークの妙というか、あそこが僕はおもしろいと思いました。


Posted by 堀田 on 12月 18th, 2016 :: Filed under 日常
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2 Responses to “PPAP”

  1. えり
    12月 18th, 2016

    私も全く興味無かったのに、エルモとクッキーモンスターにやられてすっかりハマってしまいました。
    好きなものとコラボすると、なんだか急に仲間感が湧いてくる現象を実感しています。

  2. 堀田
    12月 18th, 2016

    あ!それ見ました!
    エルモ必要ないのにいるのがいいすよね( ̄▽ ̄)

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