メイン>>思い出

2008年01月28日

バレンタイン
TOPへ


審査員特別賞をいただきました。うひょー。


----------
[思い出] スーパーに行ったらバレンタインのコーナーができていた。早い。

ぼくは昔、バレンタインデーになると女子以上に気を使っていたように思う。なぜなら、友達にカッコイイ子がいると、当日はヘタに傍にいない方がよかったりするからだ。

実際、放課後に仲の良いB君としゃべっているときに、女子数名から呼び出されて「B君に渡したいからゴ゙メン、この場から消えてくれる?」と言われたことが何回もあった。そういうことは多々あったので、もう2月14日はなるべくイケメンと会わないようにしていたぐらいだ。

面倒なのは、遠めから女子がうごめいて様子を伺っている時で、たいてい友達の方は気づいてなかったりする。しょうがないので、こちらから常にアンテナを張っておいて、空気を察知した瞬間に「おっと、用事があるから先帰るわ!じゃ!」と脈略なくダッシュで消え去ったりしていた。

B君もたまに「おい!なんだよ!」とか追ってきたりして。追いかけるな!来るな!

今思えば、そういう空気を察知するために、バレンタインデーは周りをキョロキョロしていたので、他の誰よりも「もらえることを期待している男子」みたいになっていたと思う。

「うわ・・・なにキョロキョロしてんだろ。貰えると思ってんのかなウハハ!!」みたいな。

そんな僕は帰宅して、母親に「バレンタインチョコあるでー」といわれて戸棚をあけると、よく丁寧にラッピングされた「たけのこの里」がポロンと置いてあった。

ラッピングを剥がしていくと、徐々に姿をあらわす「たけのこの里」。この瞬間が惨めな一日のクライマックスで、黙って頬張るのが恒例だったように思う。

「きのこの山」のときもあった。


思い出 日時: 11:49

2008年01月23日

TOPへ


[思い出] X JAPAN の旧メンバーにはTOKUOというベースがいた。(wikipedia)


-------------
ぼくが小学5,6年生のときだったと思う。ある時、家にX(JAPAN)のCDが置いてあった。

当時ぼくはXがロックバンドであることは知っていたが、歌についてはよく知らなかった。これは誰が買ってきたんだろうと思いながらかけてみると"Say Anything"というバラードが流れてきたのだが、兄もこのCDは知らないという。

すると、奥から母が登場して「私が買ったの」と言い出した。

母よ、いつからこんなパンクロックを。何か家庭にご不満でも。と思ったら、「ラジオで聴いて、この曲いいなーと思って買ったんだけど、この人たちの格好にはびっくりしたわ」とのこと。どうやらXのビジュアルまではよく知らずに買って、度肝を抜かれたらしい。


「声は綺麗なのに、頭がこんなススキみたいになってるとは思わないじゃない」

母はそれ以来Xについて語ることは無くなったが、その後も突然プレステを買ってきてぷよぷよを一つずつ消して楽しんだり、犬嫌いだったくせに犬を買ってきて「三男ができた」と言ってみたりと、息子の知らない間に奇怪な買い物をするようになっていった。

周期を考えると、もうそろそろ新しいドッキリが生まれる頃である。不安だ。


思い出 日時: 23:40

2008年01月20日

センター試験
TOPへ


なんとかうまく仕事をしない方法を考えているうちに、1日が終わる。


--------
[思い出] 土日はセンター試験だったようですね。

受験生にとってはICレコーダの不具合に気をもんだり、マークミスをしてしまったり、なにかと心理的な負担の多い試験だと思うが、僕らの時代は「国語T」と「国語T・U」の問題が、同じ冊子に綴じられているという罠があった。

忘れもしないのは、国語の試験が終わったときに同級生のA君が「意外に簡単だったよなー。時間もあまったし」というので、お前すごいなーという話になって、軽い答え合わせをし始めたところ、どうにも話がかみ合わない。というか、読んでる小説が違う。

もしや・・・と問題冊子を広げたA君。間違えて「国語T」を解いていたのだ。

あまりの不憫さに沈黙する仲間たち。しばらくしてから、誰かが「それお前・・・、国語Tやで・・・」と切り出すと、A君はみるみる青ざめていった。

「え・・・「国語T」ってなんや・・・。おれが解いた、国語Tって一体なんなんや!!」

問題冊子を叩きつけるA君。動転するのも無理はなく、当時ほとんどの大学は「国語T」を採用しておらず、ほぼ全員が「国語T・U」を受けることになっていた。A君もそれは分かっていたはずなのだが、思わず最初から解いてしまったということなのだろう。序盤で200点を失うことになったA君は、言葉なく立ち尽くしていた。

ぼくも普通の試験では「いやー時間余っちゃったなー」と思って余裕の笑みをこぼしていたら、終了5分前になって裏面にも問題があることに気づいて、泣きながら記号を埋めたことがある。

「あの、裏面に気づいたときはサーモグラフィーが真っ青になったわな」「あるある」みたいな失敗談を語り合いながら慰めようとするも、A君の心にはまったく響かない。その時サーモグラフィーを当てたら、白だったと思う。

しかもそこで大逆転を試みようとしたA君は、周りの「地理はぶっつけでイケる」というデマを信じて直前で歴史を捨ててしまい、惨敗。その後A君は一人、雪の降る街に消えていった。

あれからA君を見ていない。
雪が降る季節になると、特に思い出したりしない友人の一人だ。


思い出 日時: 23:34

2008年01月15日

寒中風呂
TOPへ


[思い出] 妻が風呂場で「ギャー」と叫び声をあげて、部屋に戻ってきた。

何があったのかと聞いてみると、「お湯がたまったと思っていたら栓をしていなかった。一回分の風呂を無駄にしてしまった・・・」とのこと。まあ、落胆する気持ちは分からないでもないが、よくある話だ。

ぼくはお湯じゃなくて水をためてしまい、入って「ギャー」と言ったことがある。

ふつうは湯気がない時点で気づきたいところだが、そのときは今のように真冬でもともと風呂場が寒かった。裸になったらいち早く風呂に飛び込みたい、体を温めたい、その一心で片足を突っ込んだら、ギャッハー!となったわけである。

これは熱っついのか!?冷たいのか!?・・・冷たいわ!!ギャッハー!

その時はよく事態が理解できずに、足を引き抜いた後、しばらく呆然と水たまりを眺めていた。なんでお湯じゃないんだとか、これからの人生どうするとか、理由のつかないことをぐるぐる考えていたらだんだん本気で寒くなってきて、

クンッと栓を抜いたら、サーーーという音と共に、涙が出そうになった。

あれ、おかしいな。これは涙が頬をつたう音なのか。風呂の水が流れる音なのか。まあ、風呂の音だけど、右足を拭いてまた服を着る瞬間がなんとも情けなかった。


思い出 日時: 23:28

2008年01月08日

恩着せがましい研修
TOPへ


「ユカさんに早く連絡を取ってあげてください!」という類の迷惑メールがある。

なんだろう、この第三者の登場は意味があるのだろうか。読めば、「私にできることがあったらどんな事でもしますからユカさんと会って下さい!」とまで。

君はいったい、ユカのなんなんだ。君の方が気になる。


----------------
[思い出] 学生時代にバイトをいくつかしたけれど。

店長やら塾長の中には、研修期間中に「お前はいいよなぁ、研修で教えてもらっている身分で、給料がもらえるんだからさ」と言う人がいた。かなりいたと思う。そういう研修を受けたんじゃないかというぐらい、たくさんいた。

「お金もらって学んでるんだから、しっかり頑張れよ!」とも。

その時は「ハァ・・・」と応えるしかなく、いまいち納得いかないまま社会人になったのだが、会社に入っても最初の研修期間中に同じようなことを言っている講師がいて、その時にはっきり思ったのだ。

やっぱりこの発想、おかしい。

別にこっちは英会話を習ったりゴスペルを習ったりしているわけではない。むしろ、会社側が社員(バイト)に「身につけて頂きたい」スキルを「学んでもらう」機会であって、どう考えても会社の要求である。

バター・レタス・トマト・ハモンセラーノの順番など、他にどこで役立つのだ。

おそらく、筋肉の発想としては「その期間に利益を生んでないのに、給料がもらえるなんてよー!」ということなんだと思うが、君はその瞬間でしかものを見ていないのかと言いたくなる。これから生み出す利益のために、給料を前払いしているだけだろう。

怒りにまかせて、かわいいバイトをしていたことを告白してしまった。パン屋だ。


思い出 日時: 22:29


とくおNOW

  • エヌ氏の晩餐会