2022年10月05日
劇団が動き出します
2022年10月5日、何年ぶりかの更新です。こんにちは。
日記はもっぱら noteに書いているので、更新の仕方を忘れてしまいますね。
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なんで更新したかというと、来週10/13に劇団にまつわる、とある情報解禁を予定しておりまして、その予告をと思い立ったのです。情報解禁の情報解禁という入れ子構造。
だいたいこのように勿体ぶるときは、解散か、新作公演の発表か、どちらかであることが多いですが、新作公演の発表です。言っちゃった。一年八ヶ月ぶりの公演となります。
前回はコロナのせいなのか、単なる劇団の弱体化なのか分かりませんが、興行的には大変な苦戦を強いられました。その中でも来てくださったお客様には感謝がいっぱいで、またついつい新作を、と欲を出してしまいました。去年の夏に企画を立ち上げた時は、もうそろそろコロナも終わるだろうと考えていたのです。
その読みは若干甘く、まだ予断を許さない状況ではあるかと思うのですが、やるからには精一杯取り組もうと思っています。10/13には、タイトルや出演者、チケット発売日などの公演概要、そして予告編としてミニドラマを作りましたので、そちらも公開したいと思っています。
そこまで言うなら解禁しろよ、という感じですが、頑なに勿体ぶっていきますね。
とくお組は次回、第27回公演となりまして、2003年の旗揚げから19年という、なんの節目でもない公演となっておりますが、20周年前夜祭みたいな感じで盛り上げていきたいと思っています。
2014年10月20日
戦士
[日常] 昨日は観劇を二本。
昼間は6月にWBBでお世話になった佐野大樹さんが出演する舞台を観にザ・ポケットに。千穐楽で外まで長蛇の列ができるほどの盛況。中野の演劇パワーを感じながら、観劇後は千駄ヶ谷に移動してルノアールでちょっと作業。ウェイターがコーヒーをテーブルに置いたときに半分ぐらいこぼれるというハプニングがありつつ、早めに日本青年館へ。脚本の一部を書かせてもらった「健ドン!(仮)」を観るためでした。
着くと開場15分前までリハーサルが行われていて、まさに時間との戦い。しびれただろうなあ。2時間あまりの本番は勢いも安定感もあってとても楽しかったです。宮下くんや転球さんやご無沙汰している方たちに挨拶もできて、長年通じなかった転球さんの新しい電話番号を聞く、という自分なりのミッションも達成。
終演後は打ち上げに参加。大堀さんが水滴の付いていないビールのピッチャーを見て「このビールぬるいんじゃないの」と独りごとを言った瞬間に「いや、今入れたばっかりなんで」と店員さんに即レスされるという事件があったくらいで平和な打ち上げ。毛利さんが舞台脚本を3日で書けるほど速筆であることに驚嘆し、戦いを終えた戦士たちを称えて帰宅しました。
2014年09月21日
演劇と支配
[日常] とある演劇ニュース。
二ページ目いらんやろ。
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暴力をふるう指導者というのはどこにでもいると思うけど、演出家や監督の場合、体育教師などと違って「言葉を持っている」という点で、動機の質が違う。
つまり言葉で指導することも技術的には可能だが、あえて暴力という手段をとっているのだろう。おそらくそれは演劇(劇場)的な効果を狙っていて、暴力空間を共有させることによって支配関係を公に構築する意図があるのだ(それも間違っている方法だと思うが)。性的な興奮を満たすための役割もあって、一石二鳥というわけである。
やっかいなことに、役者と演出家という立場はそういうことが最もやりやすい環境にある。宗教において教祖と信者の関係でも起こりやすいのは周知のことだが。
基本的に演出家や監督という生き物は、大嘘つきのド変態でなければ務まらない仕事である。ただ、それを作品以外のところでは理性で押し込めて生きていくべきなのだが、たまにその変態性をあえて包み隠すことなく「自分はちょっと社会からはみ出てしまう、やんちゃな芸術家なんだ」とふるまう人たちがいる。
そういう人たちの存在が記事の二ページ目にある「演劇人って難儀な生き物」という一般評価に繋がるのだろう。
2013年08月08日
とんだけ~~!
[日常] 以前、ラーメン屋の前を通りかかったら。
店先に「カウンターで『とん(豚)だけ~~~!』と言ったらチャーシュー追加無料!」と書いた貼り紙があった。
客としてはかなりハードルが高いと思う。数年前から貼ってあるのかもしれないけど、いったいどんな感じで言えばいいのだろう。
せっかく勇気を振り絞って言ってみても「あ、はあ」と冷めた感じで返されたら消えてしまいたくなると思う。
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7日(水)より「砂漠の町のレイルボーイズ」という演目が始まっています。
是非、異国の駅へ遊びに来て下さい。初日の模様→→ 【制作ブログ】
ぴあ・ローソンチケットの受付が終わった回も、「直前予約」というものを劇団HPで受け付けています。これは前売り料金で予約して、当日受付でお支払いいただくパターンの券種です。どうぞよろしくお願いします。
2013年03月05日
ブラウン兄弟
[日常] 稽古をしています。
私服が被ってしまったブラウン兄弟。
仲良く被ってるなあと思ったら、後で気づいたんですけど自分も同じ色のパーカーを着ていました。
4/17からの公演「近未来パーク」ですが、ブラウン兄弟の弟(右)が 【特設サイト】を作ったようです。これからコンテンツも増えていくみたいなので、是非たまにチェックしていただけると嬉しいです。
2013年02月20日
方法の模索
[日常] 「近未来パーク」という芝居の稽古も始まり、本も書いている。
仕事で書かせてもらう脚本と、劇団で書く脚本は作り方が違う。延々と無関係な絵を描いたり、登場人物の髪型とか、舞台装置の細部から書き始めて、最終的にどういう結末に向かうか分からないまま連載小説的に作っていくのが劇団のやりかた。
ひたすらオーダーに合うパズルのピースを並べ替え、最初に精緻なプロットを書いて、パソコンに向かったらひたすら納期を目指して仕上げていくのが外注の場合。
前者は前者で結末のほうになるとどう終わったらいいか分からなくて気が狂いそうになるし、後者は後者でいつまでもプログラムエラーが直らないSEみたいな気持ちになって死にたくなるので、どっちのやり方が好きとかではないのだけど。
一度、両方のやり方をブレンドして納期には間に合わないわ、結末は分かんないわで、全部放り出してブラジルに逃げたくなったことがある。
なんとかうまい方法はないかと、あれこれ模索で人生が終わっていく人もかなりいるんじゃないでしょうか。
2/24から 先行発売が始まりますので、是非。
2012年07月21日
17年前の戯曲
[日常] 風邪でダウンしていました。
facebookで高校時代の担任と17年振りに「友達」となり、自分の近況を話したところ「ならば是非見て欲しいものがある」と言って住所を聞かれた。なんだろうと思っていたら、数日経って、懐かしいものが送られてきた。
高校時代に書いた文化祭劇の台本。
全部、汚い手書き。
折り目もほとんどなく完璧な保存状態で、びっくりした。そういえば、これは一日、二日でぐんぐん書いたなあとか、本番では台本にないキスシーンをやられたなあとか、当時の懐かしい記憶が蘇ったのでした。
その13年後に本当に許可を取って漂流教室をやるわけですが、良くも悪くも人生の分岐点だったなあとしみじみ思うのです。
2012年07月03日
弱者の機微
[日常] 本日の読書。
「濡れた太陽」前田司郎
高校演劇の話。ぼくも主人公のように高校時代は暗い三年間だったけど、「ちょっと欲を出して頑張った演劇で味をしめた」というような弱者の機微がよく出ていると思います。高校時代というのは、弱者は思考することでしか勝てないということを思い知る年代でもあると思います。
あのなんというか、クラスの中で勢いがある(声が大きい)=政治力がある=面白い とされるタイプはどの社会にもいますからね。三十代を越えると逆にちょっとそういう人を傍目で見るのが面白くなってくるものなんですが。
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次回公演「常夏の星」という舞台の、Trailerができました。
八月の終わりの公演ですが、どうぞよろしくお願いします。
2012年03月27日
その辺の人の人名を一発で当てる
[日常] 眠りが浅いとき、何かを叫びそうになって、自分の声で起きるときがある。
今日は夢の中の謎の人物に、「そこらへんに歩いている人に声を掛けて、その人の苗字と名前を勘で当てられたらゲーム終了。何人目で当たるか!?」という指令を下されたのだが、「木下芳雄さんですか?」とか「藤本利明さんですか?」とか、当てずっぽうなのでなかなか当たらない。
そこで考えた挙げ句に「佐藤翔さんですか?」と一番多そうな名前を固定したまま、手当たり次第に聞いていくという作戦を思いついたのだが、「さ・・・っ」「さっ・・・」と声にならない声を発して、目が覚めた。
ぼくが寝言を言うには、筋肉が弛緩しすぎて難しいようです。
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明日、29日(木)から本番が始まります。「深夜の市長」です。
舞台仕込みの様子。
2012年3月29日(木)~4月1日(日)までです。
当日券もございますのでお越しください。
ご質問・お問い合せなどは、080-5536-1090(制作)までお願いいたします。
最新の情報は facebookでも>>とくお組
2012年03月01日
客のいないラーメン屋
[日常] 久しぶりに近所のラーメン屋に行った。
以前はもう少しお客さんが入っていたような気がしたのだけど、今回は寂しい客の入りだった。あまりに空いてるからなのか、煮卵をサービスで付けてくれたりして。
ラーメンが出来上がるまでの間、「味も別にそこまで悪くないし、何が原因なんだろうなぁ」と考えていたのだけど、その間ずっと倖田來未の歌が大音量で流れていることに気が付いた。
いや、別にまあ、倖田來未が悪いとかってわけじゃないんだけど、有線じゃなくてあえてこのアルバムを掛けてるんだよな・・・と思っていたら、今度は西野カナに変わった。
甘く切なく歌い上げる西野カナと、しっかり煮干が効いた濃厚スープ。
だんだん自分が長距離トラックに乗ってるような気分になってきて、店を出る頃には「ちょっと控えようかな」という気持ちになったのだった。
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明日、3月3日(土)の夜に「クッキング!Vol.03」という舞台をします。
タイトルはほんわか料理イベントみたいですけど、実際のところは緊張に満ち満ちた舞台です。事前に用意した台本というものは無く、当日にお客さんが携帯から投稿していただいたお題を基に、即興で物語を練り上げるというものです。
加藤啓 (拙者ムニエル/モッカモッカ 所属)
今回は加藤啓氏の方から「クッキングの枠、空いてない?」と緊急コール。チラシはとっくに刷り終わっているというのに、自ら地獄に降りてきたこの男の妙技を是非、目撃してください。
本折氏も加藤氏も早稲田出身ということで、こじつけるならちょっとした早慶戦です。
前売りチケットの発売は終わってしまったのですが、以下でまだ予約は受け付けております。当日券も値段は同じです。
>>>劇団予約(当日精算)はこちら Aブロック
既に刷り終わっていたチラシ。
日時・場所などの詳細は >>>こちら。
どうぞよろしくお願いします。
2012年02月26日
職業別の恐ろしい夢
[日常] 演劇あるあるですが。
僕が本番前に必ずと言っていいほど見る夢は「本が書けていないのに本番の幕を開けなければならない夢」である。自分は客席にお客さんと混じって座っていて時間通りに本番の幕が上がるのだけど、自分の中では45分以降の物語が作られていないことを知っていて、この上なく心臓がバクバクしているというもの(絶望的な気持ちで)。
そして上演開始45分を過ぎた辺りから案の定役者の動きは曖昧になり、台詞は支離滅裂になって、客席がざわつき始める。ストーリーも進まなくなり、いたたまれなくなったぼくがステージに上がって、客席に向かって「申し訳ありませんでした」と深々と土下座すると、緞帳が下りてきて舞台は終了する。そして、出口ではチケットの払い戻しが始まっている・・・というもの。
それを出演者に話したところ、俳優は「台本を覚えていないのに舞台に立たなければならない」とか「台詞が突然真っ白になる」という夢を見ると言っていた。立場は違うが「一番恐ろしいこと」という意味では共通するものがあった。舞台に関わるものにとっては「ストップ」することが一番恐ろしいのだ。
きっとF1レーサーなら、全くガソリンが入っていないのにスタートラインについてる夢だとか、医者なら手術している最中に出血が止まらなくなるとかいう夢を見るのだと思う。
職業別に「よく見る恐ろしい夢」をまとめた本とかがあったらいいなあと思います。
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イベントが終わったばかりなのですが――。
3月3日(土)の夜に「クッキング!Vol.03」という舞台をします。
これは事前に用意した台本というものは無くて、当日にお客さんが携帯からお題を投稿してもらい、リアルタイムにスクリーンに映し出されたお題を基に、即興で物語を作り上げるというものです。
たまに「なんで即興劇なのに稽古をしてるの?」と言われることがあるんですが、これはサッカー選手が、内容の不確定(即興)な試合のために日々チームメイトと練習をするのと同じように、私たちも呼吸を確かめ合い、信頼し合うために稽古をしているのです。
ためしに稽古をしないで即興劇をすると、実力テストなんだから実力で受ける!と勉強しなかった人みたいに、散々な結果になるのです。
と、いろいろ書いたところで同じサイトのBlog内で書かれた「クッキング!Vol.03」の記事が良く表現されておりましたので >>>そちらをご覧下さい。
どうぞよろしくお願いします。
2012年02月24日
映像編集あるある
[日常] 映像のレンダリングをしていたら「容量が少ないので中止します」と出て止まった。
確かにデスクトップにがんがん重い素材を置いていたので、もともと容量の少ないCドライブが圧迫されていたのだった。
そこで、もういらない素材を消してしまおうとゴミ箱に捨て、容量を開けるためにゴミ箱も空っぽにしたのだが、その瞬間それはレンダリングに「必要な」素材であることに気づいた。映像編集あるあるだと思うが、しばらく呆然とした後に、なくなく復旧ツールを探すことに。
ゴミ袋を集積所に出してしまった後に「あっ!」と気づき戻ったら、既に収集トラックが走っていった、みたいな感じだろう。ぼくは今走っています。全力で走っています。きっと清掃工場でゴミ山の中、コンタクトを探すようなことになるのでしょう。
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本日2月25日の夜、「オールナイとくおニッポン」という催しをします。
こんな会場です。
普段ほとんどやらない映像編集を一晩掛けてやりました。たぶん映画監督の北川やイラストレーターの高良に掛かれば5分ぐらいで出来る合成なんですが(合成とも言わないレベル)、是非素人の苦労を観に来てください。
当日券も若干ありますので是非お越しください。よろしくお願いします。
2012年02月20日
劇場下見をそのまま変換すると激情した身
[日常] 先日、夕日が綺麗だったので――。
劇団のメンバーで「これは綺麗だな」と言いながらパシャパシャと写真を撮っていたら、突然「線路に立ち入らないでください!!!鉄道会社に言いますよ!!!」と男性がすごい剣幕で走ってきた。
確かに踏切の中で「線路と夕日」を撮っている人間もいたのだが、もちろんバーは上がっているし、線路に立ち入っているわけでもなく、通行人もいなかった。後から考えれば、踏切を通行する行為とほとんど滞在時間は変わらなかったが、その時はあまりの剣幕に「あ、はい、すいません」という感じで無理矢理押し出された格好となった。
が、今考えてもあれは何だったんだろうなと思う。しかも「鉄道会社に言いますよ!!」ということは彼は鉄道会社の人では無いのだろうし。霊か何かだったのかもしれない。
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来月に公演するシアタートラムへ劇場下見に行ってきました。
客席から舞台面。
舞台面から客席へ。
実際に足を運んで下見をすると、頭で描いていた距離感が合ってるのか間違っているのかが分かります。舞台の脚本は、小説などと違って会話の距離感や動きも細かく盛り込まねばなりませんので。そんな脚本付きチケットの 先行発売は21日まで、翌日の22日から 一般発売となります。
どうぞよろしくお願いします。
2012年02月12日
東京電力のサイレン
[日常] 原付でブイブイ乗っていると。
たまにウ~~!!ウ~~~!!!と後ろからサイレンが鳴り、「パトカーか?救急車か!?」と思って路肩に寄せると、通過していったのが東京電力の車だったりして力が抜けることがある。
あれってそんなに慌てる必要があるのだろうか。電気なのに。
ひょっとして出勤に遅刻しそうな社員がサイレンで車を避けているんじゃないの、なんて思ったこともあったけど、そんなことあるはずもなく。
こんなこともネットで調べましたら、火事とかで消防士が電線で感電しないように止めるとか、事故で電線が切れたときに被害が拡大しないように、とのこと。そらそうですな。
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本日(13日)より21日(火)まで、次回公演「深夜の市長」のチケット先行発売をします。
先行発売は 【こちら】です。(学割は22日以降受付開始)
特典としては上演台本(私が書いたものです)が冊子になってもれなく進呈という感じになっています。ぼくは昔、アニメのキャプテン翼を見ながら、同時に漫画のキャプテン翼を読んで、二つを見比べて楽しむということをやったことがありますが、そういうこともやろうと思えば可能です。
あと本日は「クッキング!Vol.03」という催しのチケットも販売開始です。
「ぴあ」から購入される方は、 【こちら】です。
「劇団」から予約される方は、 【こちら】です。
ではでは、よろしくお願いします。
2012年02月04日
リコーの理想
[日常] とある公共施設で製版式の印刷機を使った。
濃さを変えたりする調節がうまく行かず、製版し直しているうちに、ボディに書いてある「RISO(リソー)」というロゴに気が付いた。
リコーのまがいものなのか、なんか中国っぽいなと思いながら、濃さの調節について職員に聞いたところ、「私もリコーの業者ではないので・・・」と返ってきた。この人もリコーの印刷機だと思っているらしい。リソーですよ、と言いかけたが口をつぐんだ。
帰って来て調べたら紛い物でも何でもなく、理想科学工業という歴とした日本の会社であった。まあ、RISOHではなくRISOですからね。
2012年01月26日
イベントをやるのです。オールナイとくおニッポン。
[演劇] 来月の事なのですが。
2月25日に「オールナイとくおニッポン」というトーク(映像)ライブイベントを行います。お酒を飲んだり軽い食事をしながら、コンテンツやトークで構成する「お楽しみ会」のようなものです。私は人前に出るのが10ヶ月ぶりなので、事前にちょっと話し方講座にでも行こうかと思っています。
そのチケットが1月25日より発売になっているので告知させていただきます。
■ ローソンチケット Lコード 38857(入場順が先になります)
■阿佐ヶ谷ロフトA WEB予約・電話予約:03-5929-3445 (17:00~24:00)
(WEB予約、電話予約は入場順がローソンチケット購入者よりも後になります)
途中入場・途中退室は自由なのですが、先の予定がまだハッキリしないし・・・という方は、是非ご予約だけでも!・・・何卒どうぞ宜しくお願いいたします。
2011年10月19日
バレたも何も、オープンじゃないか
[日常] ネットを見ていて。
乙武さんのブログのコメント欄に堂々と「この守銭奴!」みたいに書いている人がいて、とんでもないなと思った。その理由は講演料が高いとか、安い講演料だと断られたとか、そういうことらしいのだけど。守銭奴て。
なかなか、実社会で目の前の人に向かって守銭奴と言う人はいないと思う。ネットだからつい気が大きくなってしまったのだろう。こういう人っていまだにインターネットは閉じられているものだと思っていて、SNSやtwitterなどで何かを書いて周りに知られると「見られた」「バレた」などという表現をするタイプだ。
ぼくも演劇の感想を書いてくれたりしている人に「ありがとうございます」みたいなことを返すと、「わ、見られた!」と言う人がたまにいる。いや、ネットは誰でも見られるし。
2chも見ます。まあ、とはいえあまり自分のことには興味ないですが。
※「変態村長」というのが劇団員の鈴木が演じた役です。
2011年10月17日
とくお組にまつわるジンクス
[日常] 品川のよしもとプリンスシアターが11月末に閉館する。
内装工事を経て2009年の4月にオープンし、お笑いの劇場なのに普通の演劇を初めて(だと思う)9月に上演させてもらった。やりたい放題すきなことをさせてもらった上に、キャストのみんなとも仲良くなれて今でも良い思い出になっている。
ところがその演劇もビジネスとしては成立しないと判断されたか(ぼくのせいか)、その後はそこで演劇を見ることは無くなり、二年半の短い期間で幕を閉じることになった。これでまたとくお組にとってはまた一つ、ジンクスが増えた。
ジンクスとは、
1.参加した演劇コンペは、参加した次の年から開催が無くなる。
2.有名な劇場が公演後につぶれる。
である。
1.は「ガーディアンガーデン演劇フェスティバル」「T-1演劇グランプリ」「東京劇団フェス」の三つである。もしかしたら忘れているものがあるかもしれないが。
2.はシアタートップス、シアターアプル、そしてよしもとプリンスシアターである。
この感じで行くと、次はラフォーレミュージアムあたりだろうか。
2011年07月31日
韓流ブームは馬から落馬
[日常] 韓流ブームって、「韓流」の中にブームという意味も含まれていると思う。
調べてみるとやはり「韓流」=「韓国の大衆文化の流行を示す言葉」とある。韓流ブームとは馬から落馬みたいなものだった。それはさておき、KARAのPVから。
ジヨンがウンコの横でバンザイ。
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とくお組が来たる8月6日に、葉山の海の家でイベントをします。
海の家「PUPU」をとくお組がジャック。
葉山と言えば石原裕次郎や加山雄三のイメージですが、おそらくメンバーの堀田が石原裕次郎好きということで、この聖地がイベント会場に選ばれたものと思われます。
海の家「PUPU」内部。
写真を見るだけでTUBEが聞こえてきたり、奥からマイク眞木が出てきそうです。ちなみにドラマのビーチボーイズは視聴率が全話20%越えという驚異的な数字を残しました。
写真をよく見るとタイカレーが900円、ドライカレー900円、ピタサンド500円(タンドリーチキンorピーナツポーク)、※※ランチ600円(解読できず)、スパム※※※※900円(たぶんおむすび)などなどメニューが充実していることが分かります。
イベント特設会場。
今回はとくお組の二枚看板である篠崎と堀田(堀とかいうキャラクターがあるようですが)がパーソナリティを務めるWEB番組から派生したイベントを催します。内容としては日頃の時事問題を斬ったり、怪しげな政党を立ち上げて海に沈んだりと、基本的は笑いに徹した作りになっています。
リラックスする手前の男。
内容は行ってみないと分からない部分も多いかと思いますが、昼間は海の家でのんびりしたり泳いでみたり、TUBEを聴いたりして、夕方のイベントに参加されてみては如何でしょうか。ひょっとしたら奥からマイク眞木ご本人が登場なんてことも・・・。
海の家から望む、富士山。
絶景ですね。加山雄三はこの景色を見ながら、なんかいろいろな名曲を生み出したんでしょうか。いい加減で大変恐縮ですが、イベントのご予約は 【こちら】まで宜しくお願いします。
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海の家PUPU アクセス
○お車で:
県道森戸海岸線、「葉山元町」信号近くのコインパーキングをご利用ください。
スターバックスコーヒーより徒歩3分。
「葉山元町」 近くの不動産「LAH」の角を入り、突き当りを右折してすぐ左手です。
海を背にして一番左側にある海の家がPUPUです。
○バスで:
JR逗子駅または京急新逗子駅より葉山行(海岸廻り)バスに乗り約15分。
「森戸海岸」バス停下車。すぐ森戸海岸に出れます。
海に向かって一番右側にあります。
2011年06月05日
電気予報の必要性
[日常] Yahoo!などのトップページに「電気予報」というのが貼ってある。
確かに現在の電力状況は、見ている人の個々に節電意識を植え付ける効果があるような気がするのだが(例えば、高い数値ならば今すぐ冷暖房を切ろう、とか)、
2時まで80%以下でしょう。と言われても「うーん、そうすか・・・」という感じだ。
先のことを今言われても(特にそれが100%を越えない場合は)何をしたらいいのか分からないし、逆に100%を越えないなら遠慮なく使ってしまおうということで、結果的に危なくなったりしないだろうか。
この予報(予測)は東京電力だけが知っていればいいことだと思うのだが。
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さて、来たる6月18日と19日に 「クッキング!Vol.02」という名のお芝居をします。
二年前に第一回を開催したのですが、この「クッキング!」という催し物は、当日に会場のお客様全員からお題を投稿してもらい(携帯で)、それを舞台のスクリーンに並べながら、ぼくがリアルタイムに選んで役者が芝居を作るというものです。
すべて即興なので、内容の出来にかかわらず会場全体が緊張に包まれるのが楽しみ所です。チケットは当サイトから 予約できますので、もしよろしかったらお越し下さい。
前回の「クッキング!Vol.01」より。
2011年05月16日
お遊戯会なのにスターシステム
[日常] ファミマが”スプーンで食べるおにぎり”発売
全然関係ない話だが、ぼくは幼稚園生のときに演劇発表会で「おむすびころりん」のおじいさん役をやった。
おむすびころりんというのはご存知の方も多いと思うが、おじいさんが穴におむすびを落として、自分も中に落ちてしまうのだが、中にいたねずみから御礼に葛籠(つづら)をもらって財宝を手にするという話である。
原作ではさらに悪いおじいさんがその話を聞きつけて、わざと穴の中に落ちてねずみたちを脅し、葛籠を奪おうとするのだが失敗する、というエピソードがあるのだが、ぼくがやった「おむすびころりん」では悪いおじいさんという配役がそもそも無く、前半だけで話が終わっていた。
せっかくいい物語に悪役が存在しないということが子供心に残念というか、園児や保護者のことを気にしすぎなんじゃないかな・・・と思っていた。
気にしている割に、完成した「おむすびころりん」は、ぼくとおばあさん役の女の子以外は20人ほどがねずみ役という、お遊戯会なのにスター・システムが採られていた。そんなことするより、悪いおじいさんやおばあさんを出して、ねずみが最後活躍したほうがバランス良くなったのに。
やっぱり、うちの子に悪役なんかやらせないでとか言う人いるんでしょうか。いるんでしょうねえ。
2011年04月21日
サブマリン投法と大回転投法
[日常] プロ野球が開幕している。
子供の頃はよくテレビで見ていた野球を、最近ちょっとまた見たくなってきた。渡辺俊介投手のサブマリン投法が相変わらず格好いい。
渡辺投手も過去何回かは地面に拳をガッツーンとぶつけたことがあるのではないだろうか。それぐらい地面ギリギリだ。ぼくみたいな素人がやったら一球目で地面にガッと叩きつけてボークになると思う。
このサブマリン投法は昔、男どアホウ甲子園という漫画に出ていた池畑三四郎という人物が、バク宙をして下の方で球をリリースする「大回転投法」という投げ方をしていたが、それに似ている。
画像検索しようにも出てこない。かれこれ40年くらい前の漫画だ。
2011年04月20日
文字を打ちながら夢を見る
[日常] 予備校の先生で「普段2,3時間しか寝ない」と言っている先生がいた。
いわゆるショートスリーパーの部類に入る人なんだと思うが、それでもそんな睡眠時間の日が続くと、黒板の左端から右端に消しているその途中は寝ていたり、コンビニでおにぎりを掴んだまま床に倒れて寝たりすると言っていた。
ぼくは眠いときの限界に達すると、こうして文章を書いていても途中からそういうわけで工場は今日も元気ですとか、全然脈略の無いことを書き始めたりする。目を開けて文字を打ちながらも、既に夢を見ているらしい。
そういうわけでおやすみなさいませ。
2011年04月06日
期日前投票に行ってきた
[日常] 都知事選の期日前投票に行った。
選挙はいつも近くの小学校でやっているが、期日前投票は規模が小さいので区の小さな出張所で行われる。初めて期日前投票というものをやってみたが、中身はもちろん普段の選挙と同じ。
関わっている職員の人数も同じだった。
いつも多いと思うが、今回も小さな出張所の一角に6,7人の係員。投票申込み用紙みたいなものを受け取る人、案内する人、投票用紙を機械から出す人、それを僕に渡す人、投票箱の前でお辞儀する人×2、最後にありがとうございました、と頭を下げる人。
たぶん選挙法か何かで決まっているのだと思うが、2人でいいと思う。
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4月20日~5月1日まで「雲をつかむような冒険」という演劇をします。
上空30000フィートの空気の薄い飛行艇を舞台に、旅の終わりをせわしなく生きる空賊たちの物語です。
私自身も一年半ぶりに舞台に立ちますので、どんなもんかいという感じで観に来て頂けると嬉しいです。
どうかよろしくお願いします。
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チケットの取扱
■ チケットぴあ (Pコード:409-675)
http://pia.jp/t/
0570-02-9999
チケットぴあのお店、セブンイレブン、
サークルK・サンクス「カルワザステーション」でもお買い求め頂けます。
■ローソンチケット(Lコード:35234)
http://l-tike.com/
0570-084-003(24時間/オートアンサー/関東甲信越)
0570-000-407
ローソン「Loppi」でもお買い求め頂けます。
■とくお組HP(学割)
http://www.tokuo-gumi.com/contact.html
080-5536-1090
※学割と一般前売チケットを併せてお求めになる方もこちらをご利用ください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2011年02月14日
そのままの君で
[日常] ほぼ日の糸井さんの毎日エッセイ。
たまに「12年も書いてると何にも浮かばないこともあって、いやー、何を書いたらいいかなー。いやー困ったなー。こんなこと書いて行数稼いじゃってます」みたいな回がある。
ぼくも今日はこんな感じで行数を稼いじゃってます。
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たまに一歩も外に出る余裕がないとき、ピザを頼むことがある。
そういう時はたいていドラマに出てくるような引きこもりを演じてみたくなって、髪をよりハネた感じにしてパジャマの裾を出し、ピザ屋のお兄ちゃんが来たら絶対に目線を合わせずにうつむき、一言も喋らずにクシャクシャの万札を出す・・・という誰も得しない演出をする。
だが昔、三谷幸喜氏の本だったと思うが、年配の役者数名に老人を演じてもらったら全員”おじいちゃん”を演じてしまって不自然になった。そのままやってくれれば十分おじいちゃんになるのに、と書いていた。
ぼくもわざわざ演じなくとも、そのままで引きこもりに見えているかもな、と思った。
2010年06月19日
ヘッドフォンと満員電車と中西保志
[日常] 日にちが空きました。
ヘッドフォンのジャックが刺さっていないのに、耳にかぶったまま大音量でスピーカーから音を出して、
それにしばらく気づかない徳尾です。
今日も仕事場でそういう人がいたのだが、周りの人にはスピーカーから出た音を聞かれ、当の本人は逆に耳栓をしてるようなもんだから、「音、なんか小さいな・・・」という顔をしているのがいい。
しばらくして周りから総突っ込みを受けるという笑いの構造。
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毎日電車に乗ってます。
よく「ここは○○線ですか?」なんておばさんに聞かれるのだが、表示を見れば外国人でも分かるように
なっているのになんで手っ取り早く、近くの人に聞こうとするのだろう。努力して欲しい。
あまり行き慣れない店に行って目的の商品を探すとき、「すぐ店員に聞く人」と「なかなか聞かずに自分で探す人」にタイプが分かれるだろう。ぼくは後者だ。店員の手をわずらわせたくないというのもあるし、自分で解決したい欲みたいなものがあるんだと思う。
昔は人と買い物に出かけると、店の入った途端に店員に聞く友人もいて、「ええーー!」と思ったものだった。時間の無駄じゃんってことなんだろうけど・・・。
僕の場合、店員の行く後ろをついていく感じが、ドラクエみたいで嫌っていうのもある。
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Youtube をいろいろ見てたら、中西保志に行きついた。
歌はいいんだが、どうも毎朝、満員電車に揺られてる人に見えてきて夢がないなと思った。
別の中西保志の動画を見ると「スーパーのイオンで唱っていました・・・」というコメントもあったので、
ホントに乗ってるかもしれない。
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まあ、毎回宣伝です。
幣劇団とくお組の夏の本公演「魔法の公式」の前売チケット発売中です。
高校生以下は先着100名が無料となります。大学生・その他学生さんには学割があります。チケットや日程に関する詳しい情報は当ホームページの NEXT STAGEをご参照ください。
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来月の7月9日から始まる青山劇場の「PLAYZONE 2010 ~ROAD TO PLAYZONE」
(主演:今井翼)
に、脚本と演出で参加しています。芝居と並行するダンスナンバーの振付師は、マイケルジャクソンの「This is it」で振付を担当されていたトラヴィス・ペインさんです。
こちらも是非。
2010年06月05日
担任の悪口
[日常] 近所の大学で見た、呼び出しです。
パッと見、宇宙総司令官みたいな人に呼ばれてるみたい。宇宙に連れて行かれそう。
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先生から呼び出しをくらう、というのはあまり経験がなかった。
先生の目の前で(居ることを知らずに)悪口を言っちゃって気まずい思いをしたことはある。だけどそういうときは不思議と、後で呼び出されるとか説教されるとかいうことはなくて、むしろそれまでギクシャクしていた関係が好転したケースの方が多い。
小学校の時の成績なんて担任の先生によって大きく変わる。どちらかと言うと5年生の時は冷遇されていたように感じていた。6年生のあるとき、積もり積もった担任に対する不満をクラスメイトの前で声たかだかにぶちまけていたところ、周りの様子がおかしいことに気が付いた。
前を見ると、教室の入口付近にあるロールスクリーン(地図とか出てくるやつ)が下がった状態で、その奥に担任が立っていたのである。
世界地図の下に担任の足だけが見えていた。
たぶん何気なく教室に入ってきたら、ぼくが大声で悪口を言ってるもんだから、ロールスクリーンの向こうで身動きができなくなっていたのだろう。ぼくも途中でやめるわけにはいかず、「まあ、そういうことだよ。ホントに!勘弁して欲しいよ」みたいな、たとえ担任がこの場にいても言ってたよ的な怒りを継続せざるを得なかった。
ところが、ぼくは悪口を言っていただけなのに、それから成績がみるみる上がって担任との関係が徐々に良好になっていった。あっちとしても悪口を言われてショックだったが、まあ、大人だし言ってくれてサンキュー、ぐらいの度量があったということか。当時はてっきりそんな風に思っていたのだが、
今思えば「もー、こいつと深く関わるのイヤ」と思っていただけなのかもしれない。
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懲りずに宣伝です。
本日より幣劇団とくお組の夏の本公演「魔法の公式」の前売チケット発売開始しました。
高校生以下は先着100名が無料となります。大学生・その他学生さんには学割があります。チケットや日程に関する詳しい情報は当ホームページの NEXT STAGEをご参照ください。
2010年05月31日
夜間診療
[日常] 5月も終わろうとしてます。
土曜日の夜に、知人(スタッフ)の結婚披露パーティでコントをやるということになっていたので、金曜日土曜日の日中に稽古をすることにしたのだが、一人だけ土曜日の集合時間に来ないやつがいた。メンバーの一人に鈴木という人間がいるのだが、そいつだ。
彼には何十回コールしても出ないので、「まあ、寝てるな」「昨日送別会だったらしいしな」と他のメンバーが口々に想像しあう中、僕は「あいつボコボコになってるかもな」と予言した。
というのも、鈴木は以前にもバイト仲間と飲んだ翌日に時間になっても劇場入りをせず、ようやく現れたと思ったらボコボコに顔面を怪我しているというようなことがあった。それが一回や二回ではなく何度もあったのである。
最初の頃は、てっきりバイト仲間にリンチされていると思ったのだが、どうやら違うらしく、いつも記憶が無くなるとベルトをゆるめてズボンを下げたまま帰ろうとしてそのまま転倒してコンクリに額を打ち、膝を打ち、転げ回りながら警察にお世話になる、というパターンらしいのだ。(その間、一切の記憶はないので彼の想像だが)
今回も彼がようやく結婚式場に現れたとき、顔面がボコボコになっていた。
しかも額だけではなく後頭部にも血で染まった円形の傷跡があって、パッと見、冷凍ピザのサラミがくっついているのかと思った。出席者には絶え間なく「どうしたの?」「やばいんじゃない!?」と質問攻めにされる始末で、笑いも取れるはずがなく、結婚パーティの間は隅っこでジュースだけをちびちび飲んで過ごしていた。
だがその数時間後(夜中)、ぼくと彼が二人でラジオをやっているときに「気分が悪い・・・二日酔いにしては長い」とか、「質問していい?・・・今寒いよね。暖房付けたんだけど」と言い出したので、これはまずいと思い、数日前にアーノルド坊やが自宅で転倒して脳出血で死んだという話をした。
病院に行きたいと言うので、夜間診療の病院を調べてあげたのだが、なおも2キロ先の道のりを「歩こうかな」と言い出したので、ばかばかと言ってタクシーで行くことを説得した。実際はCTを取っても異常はなかったらしく、特に笑いもおきない結果になった。
特に笑いもおきない結果に。
とりあえず、彼にはバイト先で飲むのは辞めてもらいたい。と僕は思っている。
2009年09月08日
十五年前の自分へ
[日常] 久しぶりに書きます。
ここ数週間は、めまぐるしいのに特に新しいことは起こらないという不思議な日々でした。
今週の土曜日から 「漂流教室~大人たちの放課後~」
という舞台を吉本プリンスシアターで上演します。
随分前に「面白いから笑うのか、狂っているのか笑うのか。笑いと恐怖に包まれる新感覚ホラー&コメディ」という文言を提出したのですが、よく見たらこのコピー、同じ事を3回言ってることに気づいて愕然としました。
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そんな漂流教室を最初に読んだのは、小さい頃に家にあった小説版のほうで、漫画を読んだのは随分後になってからだった。
数年後、志望しない高校に入って腐りきっていたぼくに、担任の先生が「芝居でも書いてみれば」と声を掛けてくれたのがきっかけとなって、当時の文化祭で上演したのがまさに「漂流教室」をモチーフにした舞台だった。
モチーフというかオマージュというか、大きな声では言えないけど、まあ、当時の小学生が描く漫画が全部ドラゴンボールになってしまうぐらいのレベルで漂流教室だった。
それから15年も芝居をやるとは思わなかったし、再び漂流教室をやったり、本物の楳図さんに会えるとも思って無かった。担任が違ったり、他の高校に進んでいれば当然、違う未来になっていたに違いない。
アンジェラ・アキみたいに、15年前の自分に声を掛けるとすればなんだろう。
「君、それは著作権侵害だよ」ということか。
2009年06月30日
ワークショップのお知らせ
[演劇] 思い切り告知です。
前回もワークショップをやらせていただいた川崎プラザソルさんで、演劇ワークショップを行います。こちらで宣伝していなかったので遅ればせながら。ご興味のある方はどうかふるってご参加ください。
<テーマ>
「奇妙な世界に迷い込んだときの演技作法」
<講師>
徳尾浩司 (アシスタント:とくお組の役者陣)
<日程>
7月2日(木)19:00~22:00
7月9日(木)19:00~22:00
※2回目は1回目の内容と異なるプログラムです。単独の受講でも歓迎します。
<内容>
非日常世界における人間の感情や、行動を実際に演じながら基礎的な演技作法を身につけます。
(1)ウォーミングアップ、演技基礎、奇妙なシチュエーションにおける会話演習①
(2)奇妙なシチュエーションにおける会話演習②、身体・会話のコミュニケーション演習
<受講料>
1回2000円(当日支払い)
<対象>
・当WSのテーマに興味がある方。
・将来的に舞台・映像などにおける俳優を志している、または既に活躍されている方。
とします。要するに役者さんの為のワークショップです。
<応募方法/お問い合わせ>
■参加をご希望の方は、川崎プラザソルへ直接メールまたはお電話をお願いします。
氏名、年齢、ご希望日時、ご連絡先をお知らせください。
川崎プラザソル 044-874-8501 info@plazasol.jp
※内容、その他についてのご質問はとくお組HPのContact Usでもお受け致します。
■場所
ラゾーナ川崎プラザソル
http://www.plazasol.jp/map.html
■地図
大きな地図で見る
JR川崎駅下車徒歩5分
2008年10月03日
死にたくなるポーズ
トップページをかえました。
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[演劇] 先日、劇団フェスの取材とか写真撮影でアミューズさんに行ってきた。
ここ近年、取材みたいなことはだいぶ慣れてきたので、最低限スベらなければいいなぐらいの感じで和やかに臨ませてもらっているけれど、写真というのは俳優でもないのでかなり苦手だ。
カメラを向けられると緊張して「うわー・・・」となるし、案の定、いつも「うわー・・・」というような顔になっているのだが、今回もインタビュー中からカメラを向けられて気づいたらなんか両手で山みたいなもの作っているところでパシャッと撮られた。
いわゆるモノ作りしてまっせというような、この手の写真だ。
で、今回さらに顔から火が出そうになったのは、インタビューが終わって「すみませんが1ショットで何枚か決めポーズをください」と言われたのだが、こんなしょぼくれた作・演出に何の決めポーズがあるのかと思っていたら、
「座って、・・・はい、そうですね、はい、ええっと、膝を立てて・・・はい」と言われるがままにあれこれ姿勢を変えていくうちに、
こんな感じのポーズを撮られてしまった。
「いやいやいや!!!いまの無し無し!」と気づいた頃には時既に遅し。そのまま撮影は終了し、残されたぼくはこの何とも言えないスカシ具合に、自分でも本当に死にたくなるほどの絶望感に陥った。というか、死にたい。いっそ、死んでしまいたい。
笑顔で去りゆくカメラマンに向かって、「今のはホント、無しでお願いします。そもそもぼくが写真に写る意味も分からないですし」とかよく分からないことを口走っていた。
万が一どこかでお目にする機会があったら、一緒に泣いてください。
2008年09月19日
初日、二日目
[日常] 財布を整理していたら、TSUTAYAのカードが5枚出てきた。
昔は店舗ごとに作らなければならなかったような気がするので何枚もあるのだが、他の要因としては毎回「クレジットカードの申し込み用紙を、後日投函してください」というステップをいつも無視して、3ヶ月で期限切れになっているためである。
クレジットカード機能が付いているタイプは「更新料無料、永久更新」みたいな感じで書いてあるのに、ぼくにとっては使い捨てカードだ。
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[演劇] 無事、本番初日が終わりました。ありがとうございます。
公演の醍醐味のひとつとして、しばらく会っていない友人に会えたり、今まで会いたかった人に会える、というのがある。待ち合わせ場所(お芝居付き)みたいな感じだ。
昨日は 住宅都市整理公団の大山総裁と話ができた。
それこそ住宅都市整理公団なんてぼくが劇団をやるまえからファンで見ていたサイトなので、感激しながら気づけば劇場のロビーで団地やサイトの話で盛り上がっていた。
大山総裁は団地で食べられている方です。
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ここ何年かで一番ショックだったことがありまして。
すごくショボい話で申し訳ないんですが、ケンタッキーの「ボンレスチキン」は本当にがっかりしました。「薄い」「小さい」「パサパサ」の三拍子が見事にそろっていて、
ロビーで食べようとしたら、スタッフに「あああ~~~・・・・それ・・・・」と言われるもんだから、何だろうと思ったらそういうことだった。
いや、本当にその後にファミチキで口直しをするぐらいショックだったので、皆様も憎い友人を引っかけたいときにはお勧めしてみてください。
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とくお組第12回公演「エヌ氏の晩餐会」ミニ情報♯10(本番二日目)
※当日券ありますよ。
※初日は甲本雅裕さんとお話して、気づいたらがっちり握手をしていました。
なんかアメリカで大きな契約が成立した瞬間みたいでした。
※チケットの購入は 【こちら】です。
2008年08月23日
プロフィール写真
先日、家で使っているイスのねじが1つ床に落ちていた。
どこかを締めていたネジなんだと思うが、ぱっと見てもわからなかったので座っていると、突然背もたれがバコンッと外れて高さがゴンッと下がった。
ロボットダンスみたいになった。
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[演劇] 自分のプロフィール写真に疑問符。
普段、役者として舞台に立つわけではないので他のメンバーよりぼくの写真が少ないのは当然なのだが、先日「エヌ氏」のチラシに少し写真を使わなければいけなくなって、唯一手元にあったものを使ったのだが、
チラシを渡すたびに、いろんな人から「・・・これはなんですか」とあきらめにも近いまなざしで疑問を投げかけられるようになった。
たぶん好きでこんな格好をしていると思われたのだろう。あながち間違ってはいない。
でも本音としては悲しいかな、手持ちの中では(スーツを着てるとか、ちゃんとカメラ目線だとかを考えると)これが一番まともな写真だったのである。それほど写真が少ない。
だって次点になると、もう見知らぬ殿様との2ショットになってしまうのだ。
さすがに二人写っているとどっちが主宰か分かりにくい。ただ、露出するのが恥ずかしいぼくの中では、あわよくば精神は左側、肉体は右側、みたいな解釈にならないかと思って次点に推している。
使うときには一応、一人に絞るつもりだ。
2008年08月11日
中国三千年
今まで、五輪の五は”五大陸”だということを知らなかった。
でも大陸って五大陸と呼ばれることもあれば、六大陸と言われることもある。五輪の場合はおそらく
どの国にも属さない「南極大陸」が外されているのだろう。
中国だって三千年の歴史なのか四千年の歴史なのか、はっきりしたことは分からない。一般的には
どれが一番認知されているのだろうか。
ぼくが子供の頃は三千年がポピュラーだったような気がするけど、今となっては五千年も結構耳にすることが多い。もしや年々増やしていってはいないか、中国。
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[演劇] 昨日は ヨーロッパ企画SSMF(ショートショートムービーフェスティバル)の撮影、
今日はとくお組次回公演 「エヌ氏の晩餐会」の予告編撮影をした。
5分の映像を撮るのにも撮影はだいたい7,8時間はかかる。その昔、ムービードラマとして最初に撮った 「王様の最期」なんて
ストーリー的には5分ぐらいしか経過していないのに、最初は明るかった窓の外が突然真っ暗になって
しまった。
それ以来、シーンのつながりというのは少し気にするようになった。昔、さんまがドラマのシーンで後ろを振り返ったら髪が短くなってた、みたいなことがあったらしいけど、それよりはマシかなとは思う。
2008年06月30日
靴屋の回転率
じめじめと梅雨らしい天気ですね。
最近、靴の底が薄くなったのか、別に水たまりに入らずとも、雨が降ってるだけで足がすぐ
にぐっしょり濡れるようになってしまった。もう靴下で歩いてるみたいになってて、何も足をカバーできていないのだ。
そこで近々、靴を買いに行かなきゃいけないんだけど、思えばぼくの場合、いつも靴屋に入ったらささっと眺めて、手にとって、履いてみて、「うん」と思ったら入店して10分ぐらいで買ってしまっている。
コンビニでお弁当とお茶を買うぐらいのスピードで買っているのだ。
物の値段と、買うまでに掛かる時間(回転率)っていうのはある程度比例していくと思うのだけど、(家や車を買うのには時間をかけるでしょう)靴って何千円~万する割にはあまり悩む時間を与えないシステムになっているような気がする。おにぎりの鮭かたらこかを悩むぐらいの時間しか与えられていないような気がするのだ。
他の人もそうなんだとしたら、割といい商売なんじゃないですかねえ、靴屋。
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[演劇] 昨日は朝4時に起きて移動。次回公演のフライヤー(チラシ)撮影をした。
メンバー鈴木の勤める店の閉店後、テーブルに料理を並べながら撮影したのだが、もちろん店長や社員には内緒で借りているため、常に店長が来るかどうかのドキドキの中(個人的にはクビにならないので特にドキドキしていなかったが)、無事なにもなく撮影が終わった。
その後は下北沢に移動して予算会議。誰もが思ってるけど、毎回メンバーからお金を巻き上げる構図は、ほとんど悪い宗教のお布施みたいになっている。
近々予告編と併せて公開します。どうぞよろしくお願いします。
2008年04月12日
西洋のレイルボーイズ
2008年03月03日
救急車の傍
[演劇] 「西洋のレイルボーイズ」の前売チケットを発売開始しました。
今回はとくお組にとっては恐れ多い伝統と歴史の 「こまばアゴラ劇場」による主催公演となっております。是非、お越しください。
近々、劇場予告編も公開しますので、まずは無料サンプルをお試しください。
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昨日、夜道でバイクに乗っていたら、前を救急車が走っていた。
サイレンが鳴っている割にゆっくり走っていたのだが、救急車を追い抜くわけにもいかないので後ろにぴったりくっついたところ、しばらくして停まった。
もう追い抜いても大丈夫だなと思ってちょっとスピードをあげて回り込んだところ、突然、横倒しになった大型バイクと傍に倒れている男女が目の前に現れて、危うくひきそうになってしまった。
間一髪、右にハンドルをきる僕。
ところがぼくの原付のタイヤは磨耗してツルツルしているものだから、急ブレーキを踏むともれなく滑る仕様になっている。右にハンドルを切ったところで大きく車体が傾いて、今度はぼくの方が対向車線の車にひかれそうになった。
間一髪、左にハンドルをきる僕。
ところがぼくの原付はタイヤが磨耗してツルツルしているものだから・・・と、こんな感じで左右左右、と酔っ払いみたいに千鳥足で進みながら何度か死ぬ思いをした。
教訓。救急車の前には事故がある。
2008年01月27日
バイク転倒
[演劇] 土日を利用して、撮影合宿で山中湖に行った。
詳しいリポートは後日blogにて行います。雪のために車がスリップして前に進めなかったり、撮影現場が氷点下でずっと震えていたり、いろいろありましたが無事でした。
くだらないものにお金と労力をかけるのが、たまらなく贅沢です。
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先日、通勤途中にバイクに乗っていて転倒した。
いつか事故を起こすんじゃないかと心配だった我がドライビングテクニック。その日は路面が凍っていて、なんだかツルツルするなーとは思っていたのだが、狭い道を左折するときに、ちょうど向こうから車がやってきたのでブレーキをキュッと踏んだところ、
ツルンっと滑って、バイクが左に倒れてきてしまった。
やばい。持ち前の運動神経で圧し掛かるバイクから逃れようとしたのだが、走馬灯のように過去を振り返っている間に、右足をがっつり巻き込まれてバイクの下敷きに。
バイクは左ミラーから地面に叩きつけられて、パリーンと粉々になってしまった。
もはや、視力検査のあれにしか使えない。
寸前で止まってくれた対向車のトラックは、自分のバイクに敷かれたまま呆然としている
ぼくの姿を横目に、走り去っていった。
怪我はなかったものの、バイクはいったん横に倒れてしまったらエンジンが掛かりにくくなるらしく、ミラーが半分ない状態で会社付近まで押していくことになった。当然遅刻してしまったので上司に理由を聞かれることになったのだが、
「人身事故みたいです」と答えるのが精一杯だった。
2007年12月10日
ちょっと違う表現について
[演劇] 今日は駒沢公園でロケしてきました。
・・・と書くと映画のロケみたいだけど、自分たちで今回の公演の予告編を
撮るために、命を削りにいっただけです。給料にもボランティアにもならない。
それでも誰かに楽しんでもらえるなら、やりたいんだなあ。
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テレビを見ていたら、郷ひろみが歯磨きすることを「ハブラシする」と言っていた。
こういう、家庭によってささいだけれど「ちょっと違う」言い回しというのはあって、
小学校三年生で同級生だった戸田君は、昼ごはんで家に帰るときに「お食事を食べる」
と言っていた。幼心に「食事は”する”もんなんだけどな・・・」と思っていたのだが。
一方で、ぼくの実家ではシャワーを浴びることを「シャワーする」と言っていた。
これは一旦その表現で教えられてしまうと、家庭内では「シャワーを浴びてくる」と
言いづらくなるもので、一般的ではないと分かっていても我が家の風習に従っていた。
また「シャワーを浴びる」と言うのが、なんだか妙にエロティークでもあった。
今でもあんまり使わない。なんとなく石鹸が落ちそうにないからだ。
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