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2014年09月08日

ストーリーだけでも
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[日常] HUNTER×HUNTER長期休載へ。

ニュースのコメント欄には「分かってた」「やっぱり」という声が並んでいたけど、その中に「もう漫画はいいからストーリーだけ教えてくれ」というのがあって笑った。普通は、作者たるもの、ストーリー(構想)はしっかりあった上で描いているに違いないと思うものだが、実際のところは読者とほとんど同じレベルで先が無い場合も多いだろう。

というのも、ストーリー(プロット)をあらかじめ立ててその通りに作品を仕上げていくというのは、個人的にはそれはそれで難度の高い仕事だと思っている。確かにそうすることで製作は計画通りには進むのだけど、仕上がったものが面白くないということが往々にしてあるからだ。

ストーリー(プロット)通りなのに、仕上がりが「あれ?」とつまらなくなってしまう理由はいくつかある。プロットは事象の羅列でデジタルチックなものだけど、実際の物語は人物の感情で動くアナログチックなものだから、作者が進めたい方向と、人物の動きたい方向というのがどうしても合致しないことが出てきてしまうのだ。

それは最初に立てるストーリー(プロット)の完成度、という話に繋がってくるのだけど、つまるところ、ストーリーを立てる段階で、人物のアナログな動きも組み込まなければ、設計図としては役に立たない。ただ、それを綿密に作るくらいなら、「もう作品を描いちまったほうが早い」となるのである。

ということで、「ストーリーだけでも教えてくれ」というのは気持ちは分かるが、なかなか厳しい話なんだよ、ということをご理解いただきたく、HUNTER×HUNTERの一件に便乗した自己弁護とさせていただきます。


考察 日時: 09:31

2012年11月04日

オートマティック記憶モード
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[日常] 「iPad あげる」「iPad 譲ります」をリアルタイム検索するなどの乞食プレイ。


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人生で何回も見る夢というのがありますが、本当に印象に残っているもの以外はあまりよく思い出せません。「あれもよく見る」「これもよく見る」とずるずる思い出すのは、ぼくの場合、ふとんに入って眠る直前です。

頭が夢を見る状態に近づくと、夢の記憶箱が開くといいますか。これは何かしら、脳の作りの問題が関わっているのかもしれません。


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人間は「物を覚える」とか「物を忘れる」ということに関しては自然にお任せしているけれども、将来的には何を入れるか、何を消すかということは機械的にコントロールできる時代がくるかもしれない。知らないけど、そういうSFはもうありそうですわね。

人間なんてしょせん覚えられる量は決まっているから、ある程度の年齢から先は、1入ってきたら2消さなくちゃいけないとか、頭の中では秘密裏にそんなやり取りが行われているのでしょう。

もしそれがコントロール可能な時代が来たら、テスト前でどうしても覚えなきゃいけないから教科書を一冊流し込みたいという人もいるだろうし、その代わりに3歳で生き別れた父親との思い出は1つ消さなくちゃいけないとか、そういう決断を迫られることもあるのでしょう。古くても残っている記憶というのはそのぶん容量も大きいだろうし。

東大に入るためにやたら辞書とかを詰め込みすぎて、過去のない廃人になってしまうとか。

そう考えると実際に記憶をモニターで目の当たりにすると忘れるべきものが少なくて、なかなか消せないものかもしれませんね。消してもいいやつというのはたいてい容量が小さいんでしょうし。一昨日の晩御飯とか。

今のオートマティックモード(人間の記憶の仕組み)は印象の強いものから残すようなメカニズムになっていて、なかなかよくできていると思うのだけど、僕に関しては「え、これが重要なの?」と思わざるを得ないものも多いと個人的には感じている。

例えば小学校三年生の記憶。

1.学校の教室で日本シリーズ、巨人対西武を見ていて、巨人がリード。うれしくなった僕は、下校時に見知らぬ上級生に「巨人が勝ってますよ!」と息を弾ませながら声を掛けた。

2.手紙の文末にENDと書くのが流行っている女子がいたのだが、いつもヨNDになっていて心の中で「惜しい!」と思っていた。

3.クラスメイトのすだこういち君に対して、「ちいうこだす!」と逆さまから読んでからかっていた。

マニュアルモードだと確実に消してもいい内容なんですが、でもきっと小学校三年生のフォルダにはこの記憶しかそもそも残っていなくて、これを消してしまうと小学校三年生の一年がまるまる消えてしまうんですな。


考察 日時: 23:12

2012年07月07日

コンセント探しが大変
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[日常] どこに行ってもコンセントを探すのが大変。

携帯もそうだし、パソコンもそう。外で電気を使うことは増えていく一方なのに、電源がいまだに有線で数が足りない。そこを変えるには革新的な技術がいるからなのか、「まあ、いいでしょ」ってな感じで昭和の時代から放置されている。

巷ではマイクロ波送電とかいろんなものが研究されているけど、早く実現化して欲しい。それが21世紀というものだ!

まあ、それがまだちょっと技術的に難しいなら、とりあえずカフェなどでは壁一面に電気を流してもらって、どこを機械が触っても電気を取れるとか、そういう風にしてもらいたい。穴が足りないんだ。穴が。

そんなこと言って、自分がまっさきに壁を触って「あああああああ!!!(感電してドクロになる)」となるに決まってるんですが。


考察 日時: 23:07

2012年05月21日

不動産屋に激怒する男性
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[日常] お昼過ぎ、商店街を歩いていたら。

不動産屋から客と見られる中年の男性が出てきたのだが、続いて店の中から出てきた従業員に「じゃあ、サンドイッチだったら・・・」と言われた瞬間、「そんなのありえないでしょう!」と激怒して去っていった。

これは一体なんのやりとりだったんだろう、と昨日からずっと気になっている。男性客はもちろん、不動産に関する用事があって店舗を訪れたのだろう。家を貸すのか、借りるのか、はたまた売るのか・・・・・・。そこでサンドイッチが激怒の引き金になったのだ。

経験上、よく不動産屋ともめるのは引っ越すときに返ってくる敷金の問題だ。この男性は敷金が戻ってこないことが分かって失望していたのかもしれない。それをなだめる不動産屋の条件が「じゃあ、サンドイッチだったら・・・」だとしたら。

それは、確かにありえない。そして、これ以外には思いつかないでいる。


考察 日時: 23:18

2012年05月14日

究極に疲れないキーボード
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[日常] 東プレのキーボードを使って三年半。


東プレ Realforce108UBK

キーが柔らかいので指になじみ、非常に疲れにくい。壊れたらまた同じ物を買おうと思うくらいには気に入っているのだが、やはりそれでも腕を前に突き出して打つという姿勢は、どうしても長時間になるとしんどくなってくる。手首や指ではなく、腕そのものが。

究極に疲れない状態というのは、腕を肘掛けに置いている状態だ。欲を言えば、今のキーボードが半分に割れて、肘掛けに置けたら最高だ。そうすれば腕を下げたまま打ち込めるし、テーブルの空いたスペースには、ペンとか紙を置いたりすることもできる。

漫画に出てくる司令官みたいなのは、よく肘掛けみたいなところのボタンを操作している。あれは、やっぱり未来を予言してるんじゃないかなぁと思います。


考察 日時: 23:47

2012年03月14日

プロセス主義と刹那主義
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[日常] サッカー日本代表(若い人)五輪出場!

サッカーなどは特に、リアルタイムで観られない場合は「頼むから結果、言わないで!」という人が多いと思う。ぼくは言われても全然構わないタイプだ。

それはサッカーに対して興味があるとか無いとかではなく、映画でもそう。映画は好きだが、たとえストーリーやオチや、誰が死ぬなどということを未見のうちに聞いてしまったとしても構わない。

結果やオチなどを知りたくない人、というのは事象の一つ一つの積み重ねがどのような結果を導き出すかというプロセス(ストーリー)に興味があるのだろう。ぼくはそれらのストーリーがどう構築されるか、どんな結果に落ち着くかはどうでもよく、ただその瞬間のプレイ(映画ならばシーン)を楽しみたいだけなのである。

ぼくがいわゆる一般的な(古典的な)ミステリー小説などにほとんど興味が無いのはそういう好みの性質があるからだと思う。ミステリー好きな人と、サッカーの結果を知りたくない人はだいたい同じような層なのではないだろうか。


考察 日時: 23:25

2012年02月27日

現実と空想の区別
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[日常] ネットで見かけた広告。



疲れているのだろうか、焦点が合わずにドラえもんに見えた。


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一昔前は(今はどうか分からないけど)、少年犯罪が起こると残虐なテレビゲームやアニメなどとの関連性が指摘されたりして、いろんなものが規制されていった。

成熟していない少年たちがそういうものを見ると「現実と空想の区別が付かず」犯行に走るのだ、みたいな論調だったような気がするのだが、あれは今思ってもやはり無理があるような気がする。

考えてみれば、二、三歳の子供だって砂場で作ったプリンは「プリンができた!」と言っても実際に口に入れることはない。目の前のプリンは砂だと分かっているし、自分のやっていることが芝居だと分かっているからだ。二、三歳ができる現実と空想の区別が、中高生の少年は出来ないと言うのだろうか。

そもそも、ホラー映画を見たから残虐性が育ったのではなく、残虐性のあった犯罪者が(そういう嗜好性があったから)ホラー映画を見ていた、という順序が自然な考え方だと思うんだけども、規制を叫ぶ一部の大人の方こそ、その必要十分の区別がよく分かっていないのではないだろうか。


考察 日時: 23:43

2012年02月18日

新しい曜日
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[日常] 電流はプラスからマイナスに流れると定義されている。

でも、後世になって電子はマイナスからプラスに移動することが分かったので、「電流はプラスからマイナスに流れるが、電子はマイナスからプラスに移動する」とややこしいことになっている。たとえ実態が逆でも、一回決めてしまったものはもう、「違いました」と簡単に直せないのだ(と、習った)。

同じような感じで、曜日というのも「月・火・水・木・金・土・日」という並びは「違ってました」というパターンだ。昔は地球からの距離が「月→水星→金星→太陽→火星→木星→土星」の順番に並んでいると考えられていて、この順番で0時を「月」、1時を「水」、と24時間並べていくと、毎日0時が「月」「火」「水」「木」・・・となるという定義だ。

ところが地球からの距離は実際のところ「月→金星→火星→水星→太陽→木星→土星」であるので、上の定義に基づけば曜日は「月・日・金・木・火・土・水」の順番となる。

もう一つ地球のパラレルワールドがあったら、曜日はこうなってるかもしれませんね。今みたいに土曜と日曜が休みになるなら、この並びはなかなかいいかもしれません。


考察 日時: 23:46

2012年02月17日

21世紀の下着
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[日常] 下着の前後が分からない。



タグなどが付いているシャツはそれをたよりに前後を判別できるが、タグがついていないものは勘で着てみるしかなく、着てみると結構な 確率で首が絞まっていて「あ~あ」となるのだ。

下着のシャツなんてそもそも他人に見られるものではないから、思い切り「前」や「後」と書いたシャツを売ったら売れるんではないだろうか。



まあただ、僕みたいな枯れた人間はいいとしても、やはり年頃の男性には抵抗があるかもしれない。好きな人の前でガバッと脱いだ下着に「前」と書かれていたら千年の恋も冷めかねないだろう。そこで、そういった御仁には次のようなカムフラージュ下着は如何だろうか。



これなら瞬時に格好悪いと思われる事はないだろうが、「前田じゃないよね」と思われることは必至だし、後ろを向いたら後藤だし、まあ課題が残っていることは認めざるを得ない。

ならばどう出る、ユニクロ。


考察 日時: 23:41

2012年02月09日

できちゃった婚に替わる新しいことば
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[日常] できちゃった婚というのは、ヒットするだけの語呂の良さがある。

流行る言葉というのは、その言葉が持つ意味の的確さもそうだが、何よりも語感のセンスがある。そのセンスたるものは具体的に何だと言われるとなかなか難しいけど、人の気持ちにうまくフィットする何かだ。

しかし「できちゃった婚」という言葉も、だんだん「差別的だよね」「確信的なものだってあるよね」なんて風潮になってきて、じゃあ近い言葉を考えようか、となった。だけど、それがなかなかうまくいかない。

「さずかり婚」「おめでた婚」なんて別に流行ってないよね。それは意味的には合ってるかもしれないけど、センスが無いから広く認められるに至ってないのだ。もっとヒドイものになると「ママリッジ」とか「ダブルハッピー婚」なんてものもある。ダブルハッピーて、やっぱりバカっぽいもの。

流行らせるためには「ちゃった」に含まれている負い目というか、ある種の謙虚さみたいなものを抜いてはいけないのだと思う。ダブルハッピーなのは分かる、おめでたいのは分かる、だが、流行るためには謙虚さが必要なのだ。

まあ、こんな文句ばかり言ってもフェアじゃないので、ぼくもセンスに自信はないけどいくつか考えてみた。流行らないと思うけど、ダブルハッピーよりはいいかな、と思って。

・「やったった婚」
・「そのリスク、じゅうぶん承知のうえ婚」
・「賛否両論婚」
・「妊娠、その後に」

もう最後のなんて「婚」もついてないし。
赤西仁さん、黒木メイサさん、やったった婚、おめでとうございます!


考察 日時: 23:56

2011年11月16日

からあげの解凍時間に関する考察
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[日常] 先日、冷凍食品の唐揚げをレンジで解凍しようとして。

袋には「1個は50秒、2個なら70秒、レンジで加熱してください」と書いてあったのだが、ぼくはその時5つとか6つとかを温める必要があって、いったい何秒必要なのか咄嗟に分からなかった。え?データ少なくない?と。



考えられる可能性として、こういう感じで重量によって加熱時間が比例的に増えていくならば3個で90秒、6個で150秒・・・となる。ただ、レンジの扉を閉めるときに、いや、まてよ、単純に比例するとは限らんな、と思い始めたのだった。

個数が増えても必要な時間がゆるやかな放物線を描くのだとしたら、と。



こんな二次曲線なら3個で85秒、6個で120秒となる。温めすぎても堅くなるし、ぬるくてもイヤだし・・・と、結局迷った挙げ句に決めた方法は、

適当にセットして「ボンッ」と破裂音がしたら止める、だった。

最後は体感。やっぱり加熱データは少なくとも3つは書いて欲しかったな。


考察 日時: 23:41

2011年10月27日

巨大隕石と科学の進歩
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[日常] 人類の滅亡について。

かつて科学が飛躍的に進歩した背景には戦争というものがあったりしたけど、これからの時代は科学を進歩させるのは、戦争などよりもっと大きな敵だろうと思う。



その敵というのは例えば、巨大な隕石とか。これが今、30年後に必ず地球に衝突してめちゃくちゃになると分かったら、人類はすべての英知を結集させて引越しの準備に取りかかるのではないだろうか。

この地球から他の星への引越しという人類生き残りをかけた大プロジェクトは、人類が国の垣根を越えて全力で取り組めば30年で実現が可能かもしれないし、逆に隕石が無ければ1000年あっても出来ないだろう。

人間、必要に迫られないとうまく力を発揮しない。リニアがいまだ完成しないように。


考察 日時: 23:11

2011年09月04日

ファミレスは脳をだます
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[ニュース] サラリーマンのお小遣い平均3万6500円

この値段はあくまで平均だから、実際はどのようなバラつきになっているか分からない。20万円もらっている人が一番多いかもしれないし、3万6500円もらっている人なんて全然いないかもしれない。こういうものこそ、標準偏差を出すべきだと思う。

まあ、小遣い偏差値20とか言われたら立ち直れないけどね。


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相変わらずファミレスに入り浸っています。

サイゼリヤはチーズとドレッシング(酸味)の匂い、デニーズはハンバーグ(脂)の匂い、と店によって独特の匂いが充満しているのだが、最近はドリンクバーだけで何も食べていないのに、店を出るころには「おいしかったな・・・」と満腹になっている自分がいる。

あまりにも長い時間ハンバーグの匂いを嗅いでるものだから、脳が食べたと勘違いしてしまっているのだ。

実際「脳が騙される」というようなことは脳科学的にあるようで、別になんにも面白いことがなくても笑顔を無理矢理つくっていれば、口角が上がっていることを脳が「笑ってる」と勘違いして、楽しくなってきたりするらしい。

貧乏だった人が、小さい頃におかずの匂いだけで何杯もご飯を食べていたみたいな話、案外それで気持ちは満たされていたのかもしれない。


考察 日時: 23:44

2011年07月26日

五冠、六冠はシステムの欠陥
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[日常] 世界水泳が始まっている。



水泳競技って、一人の選手が五冠とか六冠とか獲ったりする。これって「(選手が)すごいなあ・・・」というより、競技システムそのものの欠陥だと思う。

五種目やろうが六種目やろうが上位があまり変わらないのであれば、能力に対して似たような種目が多すぎるということが言えるし、いや、ただ特定の選手だけが種目の壁を越えてずば抜けているのだ、というのなら参加種目を限定させるべきだと思う。

もっと横暴な言い方をすれば、クロール以外の種目って必要なのだろうか。

数あるフォームの中ではクロールが一番速いわけだから、わざわざタイムの落ちる「平泳ぎ」や「背泳ぎ」などでも速さを競うということ自体に矛盾を感じる。陸上の短距離走で「欽ちゃん走り100メートル」とか「かえる跳び100メートル」とかが無いのと同じだ。

つまり速さを競う種目はクロール(自由形)だけでよく、平泳ぎなどを種目化するのであれば、足の開き具合の美しさとか、そういうものを競うべきではないだろうか。

それでも北島は上位に食い込んでくるだろうけど。


考察 日時: 23:54

2011年03月27日

身体は何を理解しているのか
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[日常] たまに原付バイクで、カーリングのような遊びをしている。

カーリングのルールは詳しく知らないが、要するにストーンを適切な場所にうまく止められるか(当てられるか)どうかの技術が問われるスポーツだろう。

ぼくは最近、原付に乗っていて100メートルとか200メートル先の信号が赤に変わると、そこでブレーキを掛けずにアタリを付けた場所からアクセルを放して、自然減速に任せることにしている。

そして信号待ちの白線でちょうど止まることができたらOK(うれしい)、止まれなかったらNG(かなしい)という遊びだ。どっちにしろ悲しいという説もある。

それでも最初の頃はすごく手前で止まってしまったり、余裕で白線を越えそうになったりしていたが、今ではほぼ目的の1,2メートル範囲内で止まることができるようになった。スピードと距離の関係を、理論ではなく身体が理解しているのだ。

とはいえ、ぼくの身体は何を根拠に「ここでアクセルを放そう」と決めているのだろうか。周囲の景色はいつも変わるし、原付のスピードも違う。それでも、ぼくの身体は何かの情報で確信を得ているのだ。

信号とゴール地点と自分の三点を結ぶ距離感覚か。部屋とYシャツと私。


考察 日時: 23:50

2011年03月07日

就活帰りの友情について
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[日常] 男女の間に友情は存在するか?みたいな話ってあるだろう。

ぼくの場合、そもそも男の友達が少ないので男女の友情については考えたことがないが、そんな僕でもよく思うのは「就活帰りに仲良くなっちゃうような人たちって、あれは友情なの?」ということだ。

答えはNOである。

たいてい「情報交換してるだけさ」「共に闘った戦友なんだ」「たまたまさ」みたいな顔してるけど、男はたぶん女の子と仲良くなりたいだけだ。いや、別にそれはそれでいいと思うんだけど、ナンパだよな。ナンパしてますって言って欲しい。

そうじゃないという人は、じゃあ面接終わって、男二人で喫茶店に行くか?と問いたい。行かないだろう。どうせグループディスカッションか何かで司会をかって出た男が、地方出身の女の子に対して都会人ヅラするために(ホントは千葉とか埼玉のくせに)誘っているのだ。

そこにあるのは不安の共有でも、情報の共有でもなく、いやらしい気持ちである。

この時期、喫茶店などではそういった薄っぺらい男が大量発生するが、こういう輩はきまって必要以上に大きな声で、活動している有名企業を羅列しながら「就活しんどい」アピールをしていたりする。

遠くの席から「おまえだけ落ちろ!」とまったく無関係な僕が念じていることも知らずに。


考察 日時: 23:07

2011年02月02日

大相撲の八百長を阻止しよう
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[ニュース] 大相撲に再び八百長疑惑。

大相撲は個人戦だし、ルールも単純なので八百長が生まれやすいのかもしれない。昔、相撲を観に行ったことがあるが、立ち上がりで両者がぶつかり合う時は「バッチーン!」と激しい音がする。本気でやってるんだな、と感じられるのはそれぐらいだ。もうちょっと両者の本気度を数値で可視化してみるのはどうだろうか。


両者の当たり具合をスピードメーターで表示。


がっぷり四つで両者拮抗していると思いきや、サーモグラフィを見てみると・・・。


実はどちらも全然力が入っていなかった!

などなど。大相撲もデジタルの時代へ移っていくべきなのかもしれない。


考察 日時: 20:03

2009年12月17日

外国人から見た日本語
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[考察] 今日は語学です。

日本語は外国人にとって、ひらがな・カタカナ・漢字が複雑に入りくんでいて習得は難しいと言われているが、実際のところ、外国人の目には日本語という文字がどのように映っているのかということを検証したい。

まあ、感覚的には平仮名はまるっこく、漢字は固い図形に映っているだろう、という予想はつくが、我々日本人があらためて文字を見ても、どうしても意味が先に頭に入ってきてしまうので、普通に見ても造形としての新鮮さを味わうことはもはや困難である。

ちなみに、ボーっと無の境地で眺めたらいけるんじゃないかと思ったがダメだった。

そこで今回の検証は文字を左右横反転させるという方法を用いる。これが日本語という文字を客観視できるのかというのは、まずアラビア語で確かめたい。(アラビア語に通じている人をのぞきます)

まずは正常なアラビア文字。


サウジアラビア大使館から拝借しました。

ニョロニョロとした感じで、掴みどころが難しい印象。何を書いているかさっぱりわからないが、たぶんサウジアラビアの素晴らしさが書かれているのだろう。続いて、反転させたアラビア文字。



どうだろうか。アラビア文字を知らなければ先ほど認識したニョロニョロとした印象は横反転をさせても保たれていると言ってよいのではないだろうか。反論は受け付けずに、いよいよ本題の日本語に入っていく。

では、外国人から見た日本語の印象です!


ジャーン!

なんだろう、このシッチャカメッチャカ感。一文字も覚えられる自信がない。ひらがなの「そ」とか「な」なんてどう書けば正解なのか線引きが曖昧な文字だということが分かる。カタカナの「ャ」とかもひどい。

漢字もよくこんなイジメかと思うような造形を覚えたものだと思う。GHQが昔、日本の教育課程から漢字教育を外そうとした理由が少しは分かるだろう。


考察 日時: 18:02

2009年07月24日

エスパー魔美論
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[考察] 「エスパー魔美」 第一話無料放送(Yahoo!動画)。

Yahoo!動画で昨日から第一話の無料放送が始まった「エスパー魔美」。このアニメはキャラクターの心理描写だとか、バックに流れる効果音などが秀逸で、20数年ぶりに見たがまったく色あせていなかった。子供だましではない、本格的な演出手法がとにかく素晴らしいと思う。

演出の原恵一氏は20代でエスパー魔美を担当し、当時はあまり高評価を得られなかったようだが、その後のクレヨンしんちゃん(映画なども)で不動の地位をものにしている。しんちゃんは見たことがないが、映画は泣けると評判のあれだ。素晴らしい。

ただ、こんな原氏もアニメ化するにあたって彼女の髪型には苦労したと思う。



この髪型、考えれば考えるほど立体的にどうなっているのか分かりづらい。スネ夫並だ。

一見、正面の描写のように「角が二つ」だと思われがちだが、真横のアングルでは「角」が後ろに向かって生えているため、一筋縄ではいかないのがお分かりだろう。考えられるのは、



こんなミルククラウンようなパターンか、あるいは、



後頭部から第三の角がはえているパターンだろう。

第三の角というのは、角度によって見えたり見えなかったりする「おばけ煙突」の ようなものをご想像いただけると分かりやすいと思う。

時間を掛ければ掛けるほど悲しい考察になった。ぼくが書きたかったのはこんなことじゃなくて、もっと 深い中身の考察をしたかったのだ。


考察 日時: 13:48

2009年06月18日

リニア計画
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[考察] リニアモーターカーは実現しないものかと思っていた。

ぼくが3歳頃に読んだ「こどもカラー図鑑 のりもの」には既に「未来の乗り物」として絵や説明などが詳しく載っていた。今か今かと待っていた子供時代。実現せずにもう30になってしまったが、どうやら2025年には開業を目指すとの具体的数字。

まあ、ぼく46歳だけど。

今はどの県のどのルートを通るかの話し合いが行われている模様で、JRとしては当然直線ルートで行くのが建設コスト的にも運用コスト的にもベストだと考えている。



ところが、長野県からは地元振興の意味合いも込めて諏訪を通って欲しいという迂回ルート案の要望もあり、次のような記事が載っていた。

「人を物のように速く運ぶなら直線になるが、これからの時代は、もっと人間的ゆとりが必要。人間的、将来的な選択を」との要望。

リニアなのにゆとりって。

旅を楽しむなら是非、各駅列車に乗ったらいいと思う。SLとか。こういうよく分からない圧力の折衷案をとっているうちに、フタを開けたらこだま並になりましたとかはいやだ。

いずれにせよ、こういう大規模な建設工事となると今まで民家や農地だった場所を一つ一つ買収していくという作業があるのだろう。詳しく知らないがそれがすごく大変な作業なんじゃないかと思う。

現に、成田空港なんていうのはまだ反対派の民家が2軒建っていて、構造的にもそこだけを避けたコントみたいな設計になっている。


※意地の張り合い。

さっさと買収したくても「金じゃないんや!心なんや!」みたいな人って絶対にいると思うし、どうか夢のリニアがいびつなルートを辿らないことを祈るばかりである。


考察 日時: 20:03

2009年04月18日

デートDV対策講座
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[考察] デートDVというのがありますね。

いわゆる家庭内暴力ではなく、交際している間柄における暴力ということで、サイトをちらちら見ていると実例のようなものが紹介されていた。



ほうほう、そこで言い方を変えてみると・・・。



確かにまろやかな感じにはなっているものの、「たのしいデートが続きそうですよね」というのはちょっと言い過ぎだと思う。女性が「大事な話なの」と言ったあとにも「そうかもしれないけど」と切り返す辺りに、男の粘着質な性格が垣間見える。

これって、「大事な話だったの?」と一つ質問すればすむ話じゃなかろうか。

「すごく下らない話なんだけどアハハ」と言われたらさすがに別れるだろうし、大事な話ならばデートなんかよりも理解してあげるべきだろう。そこに言い争う種はない。

基本的に人間関係のストレスというものは、自分の思い通りに相手を動かそう(だけど動かない)と考えるから生まれるのである。相手の出方によって自分の振るまいを変えていけば、その手のストレスからは解放される。

ちなみに、上記にあるような「ボクのことなんて、どうでもいいように感じるよ」なんていう男は自己愛に満ちた典型的なマザコン野郎なので、付き合うのは辞めたほうがよいかと思われる。


考察 日時: 00:41

2009年03月25日

カレーうどんが跳ねるのは
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[考察] カレーうどんは何故はねるのか。

毎朝このホームページで懲りずに放送している「朝のワイドショー!」で、ふとメンバーがカレーうどんの話をしているのを見て、なんでカレーうどんは服にハネるのかということを考えた。それで今日一日終わったと言っても過言ではない。

■まずは、カレーの成分(特にとろみをつける片栗粉)原因説。

はねるパターンとして、箸で引き上げたうどんに絡んだスープが器に落ちるとき、待ち受けたスープに吸収されることなく反発して服に飛んでゆくことがある。その過程において、通常のつゆよりも反発係数の高いとろみに原因があるという説だ。

ただ、恥ずかしながら自身の経験上、あまりとろみの強いカレーうどんじゃなくても必ずはねていますので、違う要因も考えなければならない。

■カレーうどんに限らず、人は何のうどんを食べても大抵はねている説。

実はきつねうどんや天ぷらうどんを食べてもつゆがはねているのではないか、という説。カレーと違って、無色に近いつゆがはねてもあまり気づいていないだけなのだ。

久しぶりにクリティカルな答えが出たと思う。一日を棒に振った甲斐があった。


考察 日時: 19:03

2009年02月24日

地球高温化
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[考察] 川口市が独自に「地球高温化」と呼ぶことにするらしい。

かつて、みうらじゅんが暴走族をなくすためには彼らのことを「おならプープー族」と呼べばいいと言っていたように、ネーミングは人々の心理に影響を与えうる。川口市としても、温暖化というのは「あったか~い」ぐらいのイメージなのでもっと危機感を煽りたかったのだと思うのだが、高温化は流行らないと思う。

まだまだぬるい上に、「コーオン」という部分が言いにくく、聞き取りづらい。

同じ方向性で行くなら「地球熱帯化」ぐらい言っても良いと思うし、もっと過激にマグマや火だるま的なフレーズを盛り込むのも手だろう。どう盛り込んだらよいか分からないが。

こういう時は英語に逃げる手もある。交通用語の「重大インシデント」のような、アクセントを置きたい部分を記号化することによって危機性を高めるのも、日本人には有効な手だてだと思う。

地球ホット化、地球オーバーヒート化。地球バーニング化。なんだか熱そうでしょ。


考察 日時: 23:10

2009年02月09日

おばさんと衝突しない方法
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[考察] 最近、よく自転車に乗る。

前におばさんが歩いていて、道の幅があと自転車一台分ぐらいの隙間しかないとき、通り抜けるのが難しい。

こういうとき、後ろからチリンと鳴らすのは最悪な方法で、鳴らしたが最後、振り返ったおばさんはあっち行ったりこっち行ったりした後、満を持して自転車に激突してくる。

長年の経験上、ここは「寝た子(おばさん)を起こすな」ではないけど、自分の存在を気づかせずに、息を殺してそっと近づきすばやく横を通り抜けるのがベターだと思う。

ただ、この方法が危険な所は1メートル手前とかで気づかれると、間違いなく体当たりされる上、スピードを出しているので怪我をしてしまう可能性がある。

ベストな方法は50メートルほど向こうから「自転車行きまーす」「そろそろです!」「動かないで!」と段階的に呼びかけていくことなのだろう。難しい。


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新番組・生ラジオ「徳尾スズキのミッドナイトサファリ」



2月15日(日)24:00~より、毎週日曜日に「徳尾スズキのミッドナイトサファリ」というネットラジオ&チャットを、当HPのトップページで放送します。様々なゲストもオファー予定。

テスト放送をふまえ、写真に若干の修正を加えました。


考察 日時: 10:50

2009年01月06日

犯罪対策
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[考察] タクシー強盗怖いですねえ。

外国のタクシーみたいに、防犯ガラスでガッチリ固めるようなことをしないのは、日本ならではというか、お客さんを信用する=サービス意識なのだろう。結果的に無防備になってしまっているのは危険だけれど。

アメリカでもドバイでも思ったけど、海外のタクシーは分厚いガラスに覆われてる上に、どの運転手もいつも携帯で誰かとべらべら何か談笑しながら走っている。言葉は分からないけど、明らかに友達としゃべっている感じで、時々下ネタで笑っているようにも聞こえる。仕事の話でないことは分かるのだ。

長らく「仕事中に、日本人ナメてんのか!!」と思っていたけど、これってもしかすると、ある種の防犯対策なのかもしれない。若い女性が夜道、携帯で話しながら歩くのと同じような効果で。

街灯を青にするだけで犯罪が減るという話もあるし、ここはひとつ、車内を真っ青にして運転手は誰かと下ネタで談笑している。これで凶悪犯罪を減らすというのはどうか。

お客さんも減りそうですが。


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SHOPページで「エヌ氏の晩餐会」DVDを発売開始しました。
わりとおまけも充実してます。宜しくお願いいたします。


考察 日時: 10:32

2008年12月19日

声変わりきらず
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[考察] ぼくってそういえば、声変わりが途中で止まっていると思う。

中学一年か二年頃だったか、声変わりが始まって徐々に低音になっていったのだが、その過程で親にはよく「変な声」だとか「声が聞きづらい」とか言われていた記憶があって、確かにちょっとノドに物が引っかかったような声になっていたのだが、

気づけば、そこで終わっていた。

え、ここで止まんの?みたいな。もっと低音にシフトして安定するかと思いきや、なんとも中途半端なところで止まってしまったのだ。声変わりというか、ぼくはこれを「声・変わりきらず」と呼んでいる。

ぼくも初めて会った人に対して、たまに「あ、この人、”声・変わりきらず”だな」と思うことがあって、高い声と低い声が予期せぬ感じで行ったり来たりするとか、すぐ裏声になっちゃうとかいう不安定さが特徴だ。周りにもそんな人いるだろう。ぼくも5人ぐらいいる。

あと、因果関係はともかく、この「声・変わりきらず」の持ち主は、女性にはあまり縁がないという特徴も兼ね備えている。だって裏返ったりするんでしょ、告白したりするときに。

悲しき、声・変わり切らずのコミュニティ作ろうかしら、と画策中。


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6話連続リバイバル再生・ラジオドラマ「コンビニ刑事」第三話。


明日からコンビニ刑事Season2です。徐々にクオリティが上がっていきます。


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「宇宙ロケットえんぴつ」公演まで7日。

今回は受験生「世良慎太郎」という人物が登場しますが、ぼくがナイーブに過ごした受験生時代を重ね合わせています。受験勉強、センター試験、一人暮らし・・・懐かしさが込み上げるシーン満載ですね!

そんな受験生の方にも観て欲しい、「宇宙ロケットえんぴつ」チケット取扱はこちらです。


考察 日時: 09:40

2008年11月21日

人身事故を考える
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ポテトチップスの袋について。

真ん中を両手でつまんで開けられないとき、「その場合は、縦の↓からお開けください」という注意書きがある。

いや、そういうことじゃないんだけどな、といつも思う。


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[考察] 電車の人身事故が多い。

最近、東京はいくつかの路線(メトロとか)で安全ガードみたいなのがホームに設置されるようになっていくらかマシになったと思うけど、その分JRに流れているという説もあって。あの安全ガードがJR全線に適用されないのは、ホームが多すぎて費用対効果に合わないのだろう。

これ、飛び込んじゃう人を防ぐよりも、飛び込んだ後に助かる方向で考えたらどうかと思っていくつかイラスト書いてみた。


PATTERN1 「運転席の壁をとっぱらう」

こうすると運転士と前の方にいるお客さんには激突するけど、運がよければ一両目を転げ回っているうちにショックが和らいで助かるかもと。雨風のことを考えてなかった。


PATTERN2 「クッションを設置」

描いて気づいたけど、運転士が前を見られなくて話にならない。でもゆりかもめみたいな無人列車にはいいかも。結局、前に跳ね返されるか。


PATTERN3 「人の型にくりぬく」

PATTERN1の変形で、この穴に入れば助かるし、飛び込む人がいないときには雨風も防げる。運転は穴から前を見ている。ただ、まあ、はい。アウトです。

ぼくがへんなイラストを描き始めたら現実逃避が始まっています。


考察 日時: 15:14

2008年11月20日

記憶の整理
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[考察] よく喫茶店に行く。

スーパーなんかもそうだけど、喫茶店の有線でたまに「J-POPのオルゴール版」を流しているところがある。スーパーはオルゴールじゃなくてストリングス系だったりもして、あれが妙に腹が立つときもあるが。(なんか、お気楽な感じが)

あの名曲のインストって、メロディはすぐに分かっても「あれ、これ誰が歌ってたっけ!?」と分からなくなって、つい聞き入ってしまうことがある。え、え、この先の展開も、歌詞も出てくるのに、誰が歌ってるかは分からない!!となると非常にヤキモキして仕事が手に着かなくなるのだ。

自分の脳の仕組みとして、「メロディ」と「歌声」は別のところに格納されているようだ。でも、「メロディ」を聞くと「歌詞」は思い出したりするので、そっちの順序へ紐付けはされているらしい。

こういう記憶の整理の仕方って人によるんだろうか。ぼくはミラコスタとパンナコッタが近いところにあるぐらいなので、「音感」をインデックスにしておおかたの単語が整理されている気がする。意味ではなく、音感。

そろそろパソコンでいうディスクのクリーンみたいなやつを施して整理したいものです。


考察 日時: 10:10

2008年09月14日

フィリピン人差別では、ありません
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[考察] 「キモチ」とか「ココロ」とか、ときどきカタカナになる言葉がある。

歌なんかでちょっと雰囲気を出したいときに使われていると思うのだが、そのへんの情緒が分からないぼくは、カタカナでどういう効果があるのか分からなかった。

本来、カタカナの方が平仮名よりも無機質で有形な感じがするので、それらには崩れる、壊れる、という概念がくっついてくるということなのだろう。つまり、「きもち」よりも「キモチ」の方が、「こころ」よりも「ココロ」の方がもろく、壊れやすく、はかなくなるのだ。

ぼくもちょっと、はかない表現にしたいときは、カタカナにしてみようと思う。

セツナイキモチ、タリナイオカネ。

はかないというか、フィリピン人ホステスみたいになった。


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とくお組第12回公演「エヌ氏の晩餐会」ミニ情報♯09(本番5日前)

※堀田から電話があって「ここの台本がおかしい」との指摘。修正に4時間。でも、こういう連絡がないとこのまま本番に行ってしまうので助かる。
※稽古場にて、永塚の頭上からGが落ちてきた。驚いた永塚は履いていたスリッパを脱いで手に持ち替えて、一瞬で撲殺していた。奴は殺し慣れている。

※チケットの購入は【こちら】です。


考察 日時: 03:16

2008年07月25日

手が汚れるのを極端に嫌う
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[考察] ぼくは手が汚れるのを極端に嫌う。


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・・・というのは嘘だ。

というのも、先日風邪で寝込んでいる間にふと、自分のキャラクターについて「手が汚れるのを極端に嫌う」みたいな要素を加えてみてはどうだろうか、と思い立ったのだ。

具体的に書いてみると・・・。


徳尾浩司(劇作家・演出家)
1979年4月2日生まれ 大阪府出身 
2003年、慶応大学の劇団メンバーを中心に
とくお組を結成。手が汚れるのを極端に嫌う。


ううむ。実際に書いてみると、それ以上でもそれ以下でもない感じなうえ、多少の唐突感は否めない。

ただ、「極端に嫌う」的な表現を足すだけで、少しは繊細な印象が加わった気がしないだろうか。なんだか普段はバカバカしいことをやっているみたいだが、実は「手が汚れるのを極端に嫌う」人なんだ、みたいな。

NGあるんだ、みたいな。

何を言ってるんでしょうか。まだ本調子ではないようです。ゴホン。


考察 日時: 00:13

2008年06月28日

副都心線のエスカレーター
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更新があきました。

更新があいた、という情報はなんの価値もないけど、これでちょっと字数を稼いだりしています。別に稼ぐ必要ないのにね。元気でやっています。

きょうも来てくれてありがとう。(ほぼ日)


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[考察] 昨今開通した、副都心線に初めて乗った。

「新築の塗料のにおいがするだけだよ」という前評判通り、特段変わることのないただの地下鉄だったのだが、一緒にいた人によると、ひとつだけ他の地下鉄と違うところがあるという。

乗る人がいないと止まるエスカレーターはあるが、副都心線のエスカレーターは人が乗らない間、ゆっくり速度を落として動いているというのである。

実際見てみると確かにその通りだった。その人は「なんでゆっくり動くのか」ということを駅員に聞いていたのだが、答えは「エコ」らしい。

うん、正常に動き続けるよりも、速度を落としたほうが「エコ」なのは分かる。しかし、「止める」のではなく「ゆっくり動かす」の違いは何なのか、という疑問は解消されていない。

ぼくが思うに、停止状態から動き出すより、ゆっくり動いているところから正常のスピードになった方が速度の変化が少なくて高齢者に優しいから、ではないだろうか。

ネットで調べるときっと理由が分かっちゃうので調べません。ショックだから。

そんなことを考えながら一日が終わります。きょうも来てくれてありがとう。


考察 日時: 00:49

2008年05月16日

防犯
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[考察] 防犯カメラって、防犯できてるんだろうか。

たしかに、よく犯行後に「コンビニの防犯カメラに映ってた」とか「エレベーターの防犯カメラに映ってた」とかいうのがキッカケで犯人を特定する手がかりになったりはするが、防犯かと言えば、犯罪はもう起こっちゃってる。

防犯目的じゃなくて、犯人特定目的だろう。

勿論、これらのカメラは在るだけで犯罪の抑止力にはなると思う。ニセ物(ダミー)の防犯カメラこそ防犯の意味しか持たないのだから、ニセモノだけが防犯カメラを名乗るべきではないだろうか。


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ミャンマーのサイクロンで死者数万。中国の地震でも死者1~5万人。

気の毒で大変なことが起こってしまったと思う一方、これは神様による大リストラなんだとすると、もっとバレないようにしようよ!神様、雑!と思ったりもする。

こういうことを芸能人が言うとたぶん叩かれるんですが。

この「不謹慎発言を叩く」ブームに関していえば、ぼくら一般ピーポーは近年、インターネットというお手軽な発言機会を与えられてちょっと勘違いしているところがあると思う。

面と向かって直接言われたならまだしも、「すごく傷ついた!」とか「撤回してください!」とか言われても、芸能人にとっては「別にあんたに言ったわけじゃないし・・・」と思うしかなく、そこにはじめから対話の余地はない。

そもそも、いつから芸能人が正しい発言をすると決まったのだろう。画面の前で正しいことを言う義務があるのは、政治家ぐらいなもんじゃないのか。

素人が悦に入って「ぶった切っている」様子はすごく格好悪いと思うんですけどね。
イジメ、かっこわるい!


考察 日時: 00:08

2008年05月02日

一億二千八百万の夢
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[考察] 現在、アマゾンで売上NO.1 「1日30分働いて1億2800万円稼ぐ方法」

読んでないけど、見るからにダメ~な本だと思う。なんたって1日30分働いて1億2800万円である。そんなことあるはずが!!・・・と誰しも思いながら手に取ってしまうのだろう。ないってば。

予想だけど、気にしたいのは「1億円」じゃなくて「1億2800万円」となっているところだ。

昔、藤子不二雄の漫画に「日本全国の人に1円下さいと頼めば、億万長者になれる!」というアイデアがあって、「でもそれでは頼むときに送るハガキで50億かかる」なんていうオチだった。

この本はその穴を埋めた画期的な方法が載っているのかもしれない。買わなければ。


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人の夢の話などつまらないのは分かっていますが・・・。

家族を連れてファミレスでのんきにハンバーグか何かを食べていたら、突然ライフルを持った男が店内に入ってきて乱射するという夢を見た。たまにアメリカの大学で乱射したりする事件があるが、まさにあんな感じだ。犯人に理由はない。

ぼくはどちらかと言えば草食動物なので、いつもこういうニュースを見るたびに「自分はどう隠れるか、逃れるか」ということをシミュレーションする癖がある。あまりに真剣に考えるもんだから、今回は夢になっちゃったんだと思う。

勝手な持論としては、あれはパニックになって逃げ惑うから背中を撃たれるのであって、銃声と同じタイミングでうつ伏せに倒れて死んだフリをすれば、興奮した犯人の視線から外れるハズなんである。

・・・ということで、夢の中でも銃声と共に床にうつ伏せで死んだフリを実践。

最初はコツコツと犯人が傍を通る度に心臓をバクバクさせていたが、周りで動いた家族は容赦なく撃たれている様子。犯人よ、どうか去ってくれ。ここから去ってくれ・・・!!
目も開けず、手に汗を握りしめ、そのままじっとしているうちに、夢の中で寝てしまった。

夢の中で寝て夢が終わる、という展開。

ああ、いや、これは失神ってことか。


考察 日時: 10:09

2008年04月17日

腸詰
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[演劇] 現在「西洋のレイルボーイズ」を上演しています。


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[考察] ウインナーが好きだ。

ボイルしてよし、焼いてよし、熱くても冷めてもおいしいので好きなのだが、この食べ物、ウンコの代わりに肉を詰めるってすごい発想だと思う。

おいしいけど、商品としてはギリギリアウトなんじゃないだろうか。

たぶん古来の人が腸を取り出したときに、「あ・・・これに肉、詰めてみよ」って思いついたのだと思うが、その発想に至るには、「腸は何かを詰めるもの(詰まっていたもの)」という前提がある。

それがウンコなのにも関わらず、GOしてしまうエネルギーとは一体なんなのか。

黙って食べさせてみたら意外にうまかった。みたいな始まりだったのかもしれない。

まあ、レンコンやピーマンを見るに、単に人間はスキマを見つけると肉を詰めたがる生き物なのかもしれませんが。


考察 日時: 12:34

2008年04月11日

透明人間の蒸気
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会社もお芝居もあれもこれもうわあああーーー!!!!!!


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[考察] 「ふと、他人に自分の思考が読まれてると思って、フェイクを入れてみたりする」っていう類の話をたまに聞くだろう。

ぼくも例に漏れず、電車に乗っている時なんかは「フフフ・・・君の方こそ何を考えているのか丸裸だよ・・・」「えええ!!」なんてことをやってたりすることはあるが、最近はそれがもうちょっと過剰になって、

「もしかして、隣に透明人間がいるかもしれない」と思いはじめ、突然脈略もなく、駅のホームで傘を振って柱や壁を叩くようになった。

そこにいるんだろう!!みたいな。

近くにいる人からすれば、前を歩いている僕が突然傘で「パーンッ」と柱を叩いたかと思うと、何事もなかったかのようにまたスタスタ歩いていくのだ。おかしいに決まってる。

この場合の透明人間とは、「見かけは透明だけど、実体はある」という設定なので、もしかしたら傘がヒットするかもしれないという可能性を秘めているわけなんだけど、普通に人に当たってしまう危険もある。

透明人間に対して「透明だからって油断するなよ!」という僕なりの警鐘なんだけど、仮に当たったとしても、逆にどこからかボコボコに殴られたりして負けるんだと思う。


考察 日時: 09:31

2008年03月23日

らしくない
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[考察] 「~~らしくない」っていう言葉がある。

こんな失敗は君らしくないとか、彼らしい発言とかっていうことだけど、あの、漫画やアニメだけに登場する「らしくない」の単品使用が恥ずかしい。

いわゆる、元気のない主人公に対してヒロインの投げかける「らしくないゾ」っていうやつである。

或いは、失望と悲しみを滲ませながら、「そんなの・・・らしくない!」と憤るヒロイン。

ああ、自分で書いただけでもこの恥ずかしさ。漫画なんかに出てくるとゾッとするのはぼくだけだろうか。その前に「あなた」とか「○○君」とか付けてくれ、と思ってしまう。文法的にも、これは接尾語なんだからなにかの語幹に付くべきだ。

あと、ゾっていう女はごめんかも。


考察 日時: 13:04

2008年03月20日

ドラゴンボール的
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[考察] 前にご紹介した、技が出てきそうな加藤登紀子さんですが。



加藤さんは他の写真も全般的にドラゴンボール的な匂いが漂っている。これはたぶん、彼女が若干フリーザっぽいからなんだと思う。殺しますよ、みたいな。


とりあえずパワーアップする加藤さん。


思わず技を出してしまう加藤さん。


考察 日時: 12:06

2008年03月17日

キャメラ
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[考察] 和田アキ子がカメラをキャメラと言うのは、そこそこ知られている事実だと思う。

おそらく映画の世界だったりなんだったりの歴史の流れで、昔は「キャメラ」と言っていたのだろう。ただ、そこに僕たちが違和感を感じるとすれば、

それは「明らかに周りがカメラと言っている中で、敢えて『キャメラ』と強調しなければならない精神性」なんではないかと思う。カメラとキャメラではキャメラの方が発音しにくいため、「ファン」を「フアン」というおばさんとは根本的に性質が違う。そこには、なんらかの意図があると思うのだ。

ところで、先日打ち合わせで年配のカメラマンさんとお話をする機会があった。

打ち合わせが始まる前の雑談の段階で薄々そんな気がしたんだけど、その方もカメラマンではなく、キャメラマンだった。

会話の中にスルっと滑り込む「キャメラ」というワード。うおっと思った。別に自分が素人なだけで、こういうものだ、こういうものだと言い聞かせるのだけど、身体は適応できずに聞くたびに、うおっと思った。

そんな中、「さて、今回は2キャメで行こうと思うんだけど?」と話を振られて、

「2キャメで」

と答えていた。

キャメって!・・・キャメって!!おれ、キャメって!!机の下でガシガシひざを叩きながら、唇を噛んだ。どうして言ってしまったんだろう。いや、あの瞬間は、カメラと言い直せば、キャメラマンさんを訂正しているように思ったんだと思う。

キャメに入りてはキャメに従え。目には目を、キャメにはキャメを。

そうか。もしかすると、和田のキャメラも、かつての「先輩」とか「上司」とか「尊敬する人」とかに歩調を合わせた結果なのかもしれない。

キャメラに潜む処世術。そして今、和田が権力の頂点で使う意味とは。


考察 日時: 10:39

2008年03月06日

各国バスタイム
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Wordを使っていたら、こんなメッセージが出てきた。



だれの予想だよ。


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[考察] 北京五輪の選手村宿舎にはバスタブがない、とのこと。



でも湯船によく浸かるのは日本人ぐらいなもの(らしい)ので、そこまでおかしい話でもないのかもしれませんが。

外国のホテルなんか行くと、バスルームには文化の違いが大きく出るもので、シャワーの切替インターフェースが国によって全然違う。たいていは「ヒネリながら出して水圧で固定する」というのが基本だと思うけど、中にはどうやったらいいのか全く分からず、全裸で長時間悩むこともある。

やっとお湯が出ても、シャワー自体が上の方に固定されているヤツとかは、ここの国民はどうやって 尻を洗っているのかと疑問に思ったりする。

あとは、トイレの横にもうひとつトイレがついててお前は何用なんだよ、と混乱した人は多いのではなかろうか。


これ。

この「もうひとつの便器」は、小学生のときに読んだ「こち亀」で両さんが部長とヨーロッパ旅行に行った際、「これで顔を洗うんですよ」と言っていて、それから10年以上も、ギャグとは気づかずに洗顔用だと思っていた。

実際はビデということだけど、それにしても蛇口は下を向いているし、どうやって洗うんだという感じだ。中には果物とかワインを冷やすのに使っちゃったりする人もいるらしいですが。


考察 日時: 11:52

2008年02月26日

研究結果
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旭川市のキャラクター「アーサン」。



心の清い人には愛らしい姿に、そうでない人にはおぞましい姿に映ります。


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[考察] 風が強いですね。最近。

正月にもちを詰まらせる人と、春一番でヅラが飛ぶ人の数ってひょっとして同じぐらいなんじゃないだろうか。後者はブラックボックスだと思いますけど。

カリフォルニア大の研究チームとかこっそり統計採ってないだろうか。


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最近よく、「コーヒーを飲む人は、飲まない人より糖尿病のリスクが何倍低い」なんていう種のニュースを耳にすると思う。

他にも睡眠は何時間以上だとか、チョコレートを食べるとどうだとか、それなりに真実だとは思うのだが、いろんな研究結果が右から左に流れて、そして忘れられていってるのが現状だと思う。

こういうのはちょっとした本にまとめたらいいんじゃなかろうか。中には全部実践しようとして早死にする人も出てきたりして。

この手の「科学で明らかになったもの」で忘れてはいけないのは、「磁気は肩こりに効かない」(英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」1月7日号)と、「イソジンは風邪予防にならない」(京都大保健管理センター川村孝教授)ではないだろうか。

この二つは堂々とニュースに書かれていたのを記憶しているが、前者は要するにピップエレキバンのような磁気シールが血流に全く作用しないことを示していて、後者は「いい菌」まで殺してしまうので、うがいしない方がマシという結果さえ出ていた。

両者とも企業が傾くほどの影響はなかったようで、頑張って欲しいものです。


考察 日時: 14:49

2008年02月22日

規格競争
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西洋のレイルボーイズ」という芝居のチケットを3月1日に発売開始します。

ブロードキャスターでおなじみの平田オリザ氏の劇場です。
座席数は少ないですが、どうぞよろしくお願いします。

ちなみに、演劇人は「演劇」という言葉にコンプレックスがあって「芝居」と言ったりしますが、普通の人からすればそんな差どうでもいいよって感じで、要するに演劇です。


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[考察] 規格競争でHD-DVDが敗北とのことで、ヨドバシカメラは販売を取りやめたものの ビックカメラやその他電気店では「在庫がなくなるまで売る」との見通し。

今までカセットやビデオを始め、あらゆる規格競争が繰り広げられてきたと思うのだが、この広い日本、常に負けた方の規格商品を買い続けた人もいるのではないだろうか。

仮に今まで規格競争が常に2種類で(ベータとVHSのような)行われたと仮定すると、N回の戦争で常に負け続ける確率は1/2^N。つまり、10回競争が起きれば1000人に1人の割合で負け続ける人が出現する。

ゲーム機はスーパーカセットビジョンでした!ビデオはベータ!音楽はもちろんDAT!次世代DVDはビックカメラでオススメされた・・・HD-DVDを買っちゃおう!

ある種友達になっておきたい人材だと思う。


考察 日時: 01:41

2008年01月12日

右脳か左脳か
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茂木先生はテレビ出まくってるけど、もう脳の研究は終わったのだろうか。


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[考察] 昨年ちょっと有名になった海外の利き脳テスト。



この女性はどっち回りに見えるだろうか。

右脳派の人は時計回りに、左脳派の人は反時計回りに見えるとのこと。ちなみにぼくは基本的に左回りに見えるのだが、今となっては自由にどちらも見えるようになった。(コツは3時か9時の位置に視点を固定すると替われます)

で、これって何かに似てるなあと思ったのだが、ドラゴンボールのエンディングだ。



シェンロンが左に進んでいるようにも見えるんだけど、途中で右に行っているようにも見えたりして。これって当時は大半の子供が気をもんでたと思う。


考察 日時: 23:36

2008年01月07日

大凶山
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近所の駅にて。

今年に入って、駅名のプレートに中国語と韓国語表記が加わったのだが、のどかな 住宅街である、近所の大岡山駅が「大山」になっていた。

大凶山かと思った。


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[考察] ここ近年、たぶん中国嫌いな人が増えたと思う。

おそらくは「中国産の食品は危険だ」とか、「中国は日本の真似ばかりだ」という ような報道が繰り返される中、中国への不信感や嫌悪感に繋がってきたのだと思う。

中国や韓国が日本を非難する際、わかりやすく「靖国」や「領土」の問題を取り上げ て直接的にナショナリズムを煽っているが、日本のメディアはそういう手法はとらない。

非難する一歩手前で止めて、あとは「皆様で考えて下さい」というやり方なのだ。

最近、クイズ形式で日本の製品と中国の模倣製品を比べて出演者が「笑う」番組があった のだが、怖いと思ったのは、この番組は人々が笑っているうちに「中国が嫌い」になって いく仕組みなのだ。

日本のような情報の開かれた(っぽい)国では、こういう方法で思想を傾けていくのが 効果的、ということなのだろうか。

そんなこんなで、楽しいサイト「中国の7色に輝く河川と食品」をご紹介します。
お食事中の方はお控えください。


考察 日時: 23:38

2007年12月29日

スーパーサブ
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本日の看板です。



立て!徳尾!


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[考察] スーパーサブってすごい言葉だと思う。

サブ=補欠のモチベーションを維持するためにつけられたとしか思えない「スーパー」。 スポーツ選手はこんなことで不満がそれるのだろうか。本当にスーパーならレギュラー になってるし。

補欠なんてものはどのスポーツにおいても存在するもの。別に気を使う必要はないと思う。 レギュラーに及ばないから補欠=サブなんだと言ってやればいい。

剣道をやっていたときも常々思っていたが、レギュラーと補欠では扱いが全然違う。 補欠なんて試合には出られないのに重い防具を持って行って、試合前の練習にだけ付き 合わされたりするんである。スーパー補欠と言われてもそれだけはいやだった。

野球における、守護神もいいように騙されていると思う。守護神って。


考察 日時: 02:19

2007年12月21日

戦争ゲーム
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羽生善治の趣味は、チェス。(しかも国内ランキング一位)


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[考察] 将来的に、戦争はゲームになるんじゃないかと思う。

軍事力なんて今後もドラゴンボールみたいにインフレ状態に入っていく だけで、その昔、藤子不二雄が描いた「代表者一人対一人」による 戦争になるか、

大きな将棋板のひとマスに戦士が一人ずつ配置されて、羽生みたいな 指揮官が「5二飛!」とか言いながら進めていくか、になっていくと思う。

これぞ22世紀のトレンド。平和的な戦争だ。

ただ、ゲームによっては国によって得意不得意があるわけで、まずは世界が 納得するゲームを見つけるのが難しいかもしれない。将棋はいいと思うけどね。

ロシアはテトリスを推してくるんでしょうか。


考察 日時: 10:37

2007年12月13日

騙されるフレーズ
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あかさたなはまやらわ=NASAは柔らか頭 というアナグラムを流行らせたい。


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[考察] 調子のいいフレーズのひとつに「セルフサービス」があると思う。

なんだ、サービスと言っているわりに、実際は自分で食器を提げなきゃいけな くて何もいいことなんてない。水をくださいと言って「セルフサービスです」と 店員に言われたときの、あのどこにもぶつけようのない怒りと言ったらないだろう。

最近、このような「店側にしかメリットがないのに、つい客は騙されて しまいそうになるフレーズ」を他にも見つけた。

「一口ヒレカツ」だ。

どうだろう。別に誰も一口で食べたいなんて思ってないと思う。できること なら柔らかいヒレを、がぶりと思う存分食べたいものではないか。なのに この「わざと一口サイズにしてみた」感じはなんだろう。

仕入れ値が高いから小さくしているだけのくせに!

これからも、ちまちまと「セルフサービス」な表現を探していこうと思う。


考察 日時: 10:02

2007年12月02日

鈍感力
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今日の歩道脇です。



靴ひもがほどけたので、歩道脇の花壇に足を乗せようとしたら3円が落ちていた。 しかし3円だけ落とすってどんな状況なんだろう。ダイイングメッセージか。

関係ないけど、小さい頃はダイニングメッセージだと思ってた。台所のメモだ。


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[考察] 今年の流行語大賞の候補に「鈍感力」というのがあったと思う。

たまにこういう、政治で話題になっただけのマイナーな言葉がエントリーしていたりする が、流行語の定義を見誤っていると思う。本来は「オッパッピー」や「KY」のような、日常的 に使用するものだけを指すべきだろう。

ぼくが単に「鈍感力」の意味を知らなかっただけだが、言葉の響きから意味を察するに、 もしかして足の爪のことを言っている言葉なんじゃないだろうか。

どんなに深く切っても決して深爪することがないたくましい足の親指。これぞ鈍感力。


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