とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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地下鉄の電波
妻が朝食のときに、「りんごは万病の元やで」と言いながら出してきた。
間違ってるけど、なんとなく言いたいことはわかった。
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[日常] 福岡の地下鉄は携帯が入るという話を聞いた。
東京の場合は、地下鉄で移動中に携帯で調べ物をしようと思っても、駅と駅の間では圏外になってしまう。これが最近ぼくの中での不便ランキング一位なのだ。
というのも、地下鉄を乗っているときに携帯でやる調べ物では、ダントツで「乗り換え案内」が多いからだ。そこには、電車のことを調べたいのに電車のせいで調べられないジレンマがある。
先日は飲み会が遅くなって終電に間に合うかギリギリだったのだが、とりあえず地下鉄に乗ったものの、電波が悪くてなかなか応答しない。
地球のマークがぐるぐる回って反応なし。ぼくも酔っててぐるぐる回る。
有楽町で乗り換えたほうがいいのか、溜池山王で乗り換えたほうがいいのか、間違った方を選ぶと「朝5:30着」とかいう絶望的な結果が待ち受ける瀬戸際。
どっちだ、どっちだ、電波入ってくれ。
すると案の定、応答を待っているうちに分岐の駅についてしまって「これが最終電車になりまーす」という声がホームから聞こえてきた。乗り換えるなら今だが、乗り換えて最後まで辿り着ける保証はない。
携帯を振る。携帯をかざす。
そういうしているうちにドアが閉まって、結局その後そこで乗り換えないとダメなことが分かった。なんだか食パンを落としたらバターを塗ってる方が床についた、みたいな運の悪さだ。
へんな駅で終電が終わってしまうと、ぼくと同じように「あーあ・・・」という顔をしている人たちで溢れていた。このダメな感じにはいたく共感するのだが、
ぼくは悔しいのでつい、しばらく地元のふりをしてしまう。
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日常 日時: 2008年02月08日 11:05 |
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